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疲れていても手抜きをしないということ

今週は仕事でいろいろ面倒なことが多くて、すっかり気疲れしてしまった。
週の後半になると疲れも溜まってきて、普段は夕食は自炊をしているのだが
(と言っても、別に大したものは作らない)、自分で作る気にもなれず、
コンビニで弁当を買って帰り、モソモソと食べた。

木曜日はバレンタインだったが、帰って来ていろんなブログを見ている中で知った。
職場はもう10年以上前から義理チョコは止めようということになっているし、
そもそも今週はそんな雰囲気のかけらもなかった。
何ともつまらない生活だ。

バレンタインと言えば、My Funny Valentine という曲がある。
とても有名な訳だが、原曲はとても暗い曲で、メロディーも暗く痩せていて、
歌詞も女々しく情けない内容で、お世辞にもいい曲とは言えないのだが、
マイルス・デイヴィスが見事なバラードに仕立て直して録音してから、
スタンダードとして定着した。

ただ、元々が地味で暗いので上手く歌ったり演奏するのはとても難しい曲で、
たくさんの録音があるが本当にいいものは少ない。 一般に名演とされる
チェット・ベイカーやビル・エバンスも、他の演奏に比べればまあ良い、というのが
本当のところだけど、そんな中でこれはすごい、と思えるのはこれだ。


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キース・ジャレットは音楽通からは必ず悪く言われる人で、このスタンダーズという
ピアノ・トリオも、こんなのジャズじゃない、などとさんざんな言われようだ。

でも、このアルバムの My Funny Valenntine は、原曲のメロディーが出てくるのは
途中のほんの数小節だけで、あとはキースが原曲をモチーフにまったく違う曲に
作り変えていて、にも関わらず、そのコード進行から間違いなく My Funny Valentine
だとわかるようになっていて、これが素晴らしい。

どんなに疲れていて、自分の食事は手抜きで済ましても、レオの食事だけは別で、
いつも通り一手間かけて作る。 これだけは一度も手抜きしたことがない。


IMG_0827_convert_20130216211524.jpg

これは、今日(土曜日)の晩御飯。

ウェット : シーバデュオ・デリ やわらかチキン
      アニモンダ フォム・ピュア 牛肉

ドライ : ロイヤルカナン イクシジェント42
     ロイヤルカナン 消化器サポート
     ピュリナワン チキン
     Ziwi Peak ベニゾン(鹿肉)

この数か月のドライはこの4種類をミックスしていて、その内容は特に決めている
わけではなく、イクシジェント42だけを固定で、あとはどれかが切れたらまた別の
ブランドを探して加えている。 万が一の時のためにいろんなものを食べれるようにして
おいたほうがいいだろうし、味が複雑なほうがおいしいだろうと思ってこうしている。

子供の頃は嫌いで絶対に口にしなかったアニモンダも食べてくれるようになった。
固形のウエットは食べないが、このパテ状のものであれば食べるようになった。 
アニモンダは使っている食材が良いので、食べて欲しいとずっと思っていた。
なんせ、国産缶の3倍近い値段なのだ。 これを入れて電子レンジで温めると、
まるで、人間が食べる肉料理のような匂いがする。 
猫も、年齢と共に食の嗜好は変化していくようだ。

これらに、プラチナ乳酸菌とタウリンのサプリを加える。
ちゃんと原価計算したことはないけど、俺が食べてた安物のコンビニ弁当の値段と
レオのこの1食分の値段はそんなに変わらないんじゃないか、と思う。


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                        【 野暮なこと言うなよ。 】

そう、金の話はするまい。 好きでやっていることだ。
ムハムハ言いながらあっという間に無くなったから、きっとおいしかったのだろう。

生き物にとって、食事というのは重要なことだ。 少しでもおいしく食べてもらえて、
この家の仔で良かった、と思ってもらえればそれでいい。


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                       【 今日のはおいしかった。 】


人と暮らす猫は幸せだが、それでも、自分では何も選べない。
人が与えてくれるものが、その仔が手に入れられるものの全てだ。
だから、自分の持てるものは出来る限り与えてやりたいと思う。

有島武郎は惜しみなく愛は奪うと言ったが、人と猫の場合は違う。
もっと単純で純粋な関係だ。 
そこがいい。 それが嬉しいのだ。

人は、かわいいから猫と一緒に暮らすんじゃない。
何かの身代りを求めているからでもない。
きっと、人間社会では得難い何かがそこにはあるから、人は猫と一緒に生きるのだ。


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                         【 純粋な関係・・・・ 】



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Comment

ミシェル

あ!
このアルバム、さぁちゃんもよく聴いています。
主に、枯葉みたいですが。
キースさんは、
ピアノを弾きながらの鼻歌がうるさいんですってね。

スペシャルごはん、うらやましいなー。
ボクはもう健康体なのに、
心配し続けるさぁちゃんは、
ごはんの変更をしてくれません。

お疲れで帰ってくるリアノンさんに、
夕ごはんを準備したいものですと、
さぁちゃんが言っていました。
  • URL
  • 2013/02/17 23:31

リアノン

ミシェルくん、こんばんはー。

ミャーミャー、とキースさんはうるさい訳ですが、なぜか、こういうタイプの
ピアノ弾きのほうが、ピアノの旋律が唄っているような気がします。
グールドさんとかね。

今回のメニューは、そうとうおいしいみたいです。
ものすごいスピードで完食して、お皿を未練がましくペロペロしてますから。

一年を通じて、こうでってくれたらいいのになあ、と思います。

さぁちゃんが晩御飯を作ってくれていたら、僕はきっと飛んで帰るでしょうねー。
お皿の下には、綺麗なちくちくがきちんと敷かれていることでしょう。

  • URL
  • 2013/02/18 22:59

kakobox

ちょっと覗いて読み逃げするつもりだったのに…。
この記事に1000回の拍手を捧げます。
毎回のことながらですが、すばらしい内容ですね。

まず言わせてください。
私がジャンルを問わず世界一好きなミュージシャンは?と問われたら、キースジャレットなのですよ!!
キースジャレットが出たので、コメント急遽させていただきます。
卑怯だぞってくらいに、ツボな記事でしたよ~!

変な話ですが、自分の告別式ってものを、もし誰かがしてくれるのならば、
一本のお線香も一本の百合も要らないから、ひたすらこのCDを私に聴かせて旅立たせて欲しいと、キースジャレットのCDを指定しています。
それは、彼の「ケルンコンサート」「ブレーメン・ローザンヌコンサート」
後の書き起こしの楽譜しかない、あの長大な即興コンサートです。
CDになって、途切れなく聴くことができるようになったのはよかったのですが、残念と思うことの一つが、彼の吐息、息継ぎの臨場感がデジタルでは入らないこと。
一応入ってはいますが…。
指がキーを滑る音や椅子のきしみ、レコードのほうでは十分に収録されていましたよね。

私にとって彼は、もはやジャズの範疇ではないんです。
何の範疇というべきか…だからジャズ好きにもクラッシック好きにも悪く言われるのでしょうね。
私はソロの場合の彼が好きです。

確かトリオで来たとき(何年前だったかな(笑)
横浜県民ホールのコンサートに行きましたが、もうもう同じ空気の中で彼がピアノを弾いていると思うだけで感涙。

斯く言う理由で前置き話が長くなりましたっ。


レオ君のご飯、豪華版ですねえ。
ビックリしました。
「万が一の時のためにいろんなものを食べれるようにして
おいたほうがいいだろうし、味が複雑なほうがおいしいだろうと思ってこうしている。」
↑ 
仰るとおりですが、なかなかできないことでもありますよね。
こんなに気遣ったご飯を用意してもらって、レオ君はなんて恵まれているのでしょう。
レオ君、リアノンさんと暮らして、幸福ですね。
我が家では、ひたすらエクシジェント35/30のドライのみ。
そこに鶏削りのふりかけをかけるだけ。
週に1回、またストレスのあったとき、オヤツでモンプチのスープやクリスピーキスを出すだけです。

「そう、金の話はするまい。 好きでやっていることだ」

痛く同感です。
そして締めくくりの3行、すばらしいです。
アンコールの拍手を送ります。
長くて、済みません。

ひろ

リアノンさん、おはようございます!

あの曲は仕立てなおされたのしか知らず、かつ、出だししか思いだせないですが、バレンタインというわりにメロディはくら〜い感じですね。歌詞も女々しいのですね。(笑)

最近は仕事が忙しく、休日や平日の夜も家で仕事をすることが多いのですが、それがお気に召さないようで、キーボードの上を通過したり、私のメガネを叩き落としたりとイタズラします。やーめーてーと叱ってしまうけど、家では仕事はしないというルールを破っているのは私の方なんですよね。最近少しイライラしているし、ネコに直接当たったりはしませんが、そういうことって全部理解してますよね。
猫と暮らしはじめてから、穏やかでいること、健やかであることが大事だと思うようになりました。数年前は全く考えていなかった。

いつもきっちり書かれてますが、きつい時はブログもたまには手を抜いてよいのではと思います。
  • URL
  • 2013/02/19 09:34

やまのひつじ

レオ様のごはんが、どこかのレストランのひと皿のように見えます。
フードの名前もおいしそう。
うちの猫さまはアニモンダ(ドライですが)をあまり食べてくれません。
なのに私が食べたお菓子の袋を舐めていたりするもんだから・・・彼女の味覚って??
猫さまのためにも、私がジャンクフードを控えなくては・・・汗
  • URL
  • 2013/02/19 22:16

リアノン

kakoboxさん、こんばんは。

そうでしたか、キースが1番でしたか。

ケルンも、ブレーメン・ローザンヌも、私も好きな演奏ですよ。
どちらも、一種独特な荘厳さが漂っていますよね。
なんだかんだ言いながら、私もかなり頻繁に、もう何十年も聴いているのですから、
自分で意識している以上に好きなのかもしれません。

レオの食事のことを書くと、どうも呆れられそうな気もして少し書くのに躊躇する
こともあるのですが、時々書いておかないと後になって忘れてしまいそうなので、
書くことにしています。 

レオに関することは、思いつく限り、何でも気にせずに書いておこうと思います。
このブログは、レオと私が一緒に生きた唯一の証しですから・・・・

それにしても、鶏削りふりかけって、おいしそうですね。
  • URL
  • 2013/02/19 22:17

リアノン

ひろさん、こんばんは。

仕事、大変なんですね。 無理せず、ほどほどに頑張ってくださいね。

あんな暗ーい曲がスタンダードになるなんて、アメリカ人って人前ではイェーイ!
とか言っちゃってますけど、実は根が暗いんじゃないのかなあと秘かに疑っています。

メガネ、叩き落されますよね。 うちもです。 あれ、絶対、わざとやってます。

こちらは大丈夫ですよ。 ストレスなんて、あって当たり前です。
気疲れしているだけで、参っているわけではないので、問題なしです。
でも、お気遣い頂き、ありがとうございます。
しんどい時は、無理せず、休ませて頂きます。
  • URL
  • 2013/02/19 22:29

リアノン

やまのひつじさん、はじめまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。
(はじめまして、ですよね? 以前、「ひつじ」さんからコメントと頂戴しましたが、
 もしかして同じ方だったら、ごめんなさい。)

貴ブログ、拝見しました。

七子さん、かわいいですねー。 茶トラの子猫は、ほんとうにかわいいと思います。

食事、やはり苦戦されてますね。 わかりますよ、うん、うん。
みんなが通る道です。 七子さんに一番いいごはんを探してあげるしかないですよね。

アニモンダのドライ、粒が少し大きくて硬い、という話を聞いたことがあります。
だから、子猫には食べづらいそうです。
でも、成長するにつれて嗜好が変わりますので、常にベストマッチを探してあげて下さい。

今後とも、よろしくお願い致します。

  • URL
  • 2013/02/19 23:03

あいにゃー

リアノンさん、こんにちは♪

今回のお話も、とても素敵でした♪
レオ君に対する無償の愛・・・伝わってきました。

私もミルクと一緒にいて、色々なことを教えてもらっています。
ホント、何をして・・・っていうわけでなくて、
ただ一緒にいるだけなのに、心に注ぎ込まれてくるんです・・・
暖かい何かが。

リアノンさんのおっしゃる、単純で純粋な関係・・・
本当にそうだと思います♪
純粋な気持ちをお互いにくみ取れる関係。
そして、純粋な気持ちを送りあえる関係。
優しい関係ですね(^_^)/

リアノンさんの一手間には、暖かな気持ちがたくさん詰まっていて、
愛情たっぷりのお料理になっていますね。
レオ君は、それを感じながら、リアノンさんのおうちの子で、
本当に良かったと感じているのが、写真越しに伝わってきます(^_^)/

まだまだ寒い日が続きますが、
リアノンさんも、レオ君も、体調に気を付けて下さいね♪
  • URL
  • 2013/02/20 16:43

リアノン

あいにゃーさん、こんばんは。

無償の愛って、なんかかっこいいです!
でも、実際はそこまでかっこいいもんでもないです。

何というか、お互いひとりもん同士、寄り添い合いながら細々と暮らしている、
という感じが実態なのではないでしょうか・・・・

このメニュー内容、かなりおいしいみたいです。
びっくりするほど一気に食べて、お皿もきれいに舐めて、ピカピカにしてくれます。

こんな小さなことが、なぜかとても嬉しい毎日です。

昨日も今日も、寒いですねー。
あいにゃーさんも体調がすぐれなかったとのこと、無理せずご自愛ください。

  • URL
  • 2013/02/20 22:59

ジョー

リアノンさん こんにちは、初めてコメントさせていただきます。
男一人暮らしで 猫と一緒に暮らしたいと思いふとblogを拝見させていただくようになってから日曜日に仕事終わりにみさせていただくのが楽しみになっています。

リアノンさんのblogは猫と生きること以外にも 色々な事を感じる、勉強になります。
レオ君もすごくかわいいし レオ君みたいに幸せに愛情深く育てたいなーと日々
思います。

僕の参考書blogなんでこれからも頑張ってください。
  • URL
  • 2013/02/21 23:05

リアノン

ジョーさん、はじめまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。

また、新しく仲間ができそうですね。 嬉しいです(笑)。

こんなブログでも何かの参考になるんでしょうか・・・・
でも、楽しみに読んでくださっているなんて言っていただけるなんて、
本当にありがたいことだと、しみじみ思います。

1人暮らしでも何の気兼ねもなく猫と暮らせる世の中になるよう、
少しでもこのブログが役に立ってくれればと思いながらぼちぼち綴っていきますので、
今後ともよろしくお願い致します。
  • URL
  • 2013/02/22 00:35

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2013/02/24 14:25

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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