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災害と共に生きるということ

金曜日の夕刻の三陸沖の大きな地震で、関東もかなり揺れた。

交通機関の乱れはなかったのでいつも通りに家に帰れたが、収納扉のいくつかが
開いていたので、家の中も相当揺れたのだろう。
レオがいつもより激しく鳴いて出迎えたくれた。
怖かったね、もう大丈夫だよ、と言って慰めたが、なかなか鳴き止まなかった。

万が一に備えて、レオのための被災準備はしてある。
でも、肝心の時に家にいなければ、結局は役に立たないけれど。


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                       【 一体、何事? 】

折りたたみ式の簡易ケージと、避難用リュック。 このリュックは本格登山用の
大きなサイズで、ケージはレオには少し小さいのだが、これ以上大きいと実際に
使う時に困ることになるだろうから、これで我慢してもらうしかない。

リュックの中身の一部がこれ。

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これ以外に、水(軟水、2L)、タオル、ご飯皿、爪切り、ブラシ、ハーネス、リード、
ビニール袋、消臭剤などの小物。
これらが入ったリュックの総重量は、11kg。 ものすごく重い。
この状態でリュック容量の2/3になり、残りのスペースに自分用のものを少し入れる。
だから、重量はもっと増える。

これを背負い、レオを入れたキャリーバックを肩から下げて、片手には折りたたんだ
ケージを持って歩くことになる。 実際に全部を身に着けて歩いてみると、
これは大変なことだ、ということがわかる。

うちが猫を多頭飼いしない理由の1つがここにある。 
複数頭いれば、荷物はさらに増えることになる。 
都会のこの場所でその時が来たら、車は間違いなく使えない。
つまり、1人でこれ以上の物を持ち運ぶことは不可能なのだ。

津波も原発も心配ない地域だからと言って、まず猫だけを連れて逃げて、
荷物は後で取りに戻ればいい、とはもはや考えることはできない。
人間の集団の中で猫が人から嫌われずに生きていくためには、ある程度の
備品がなければ現実的にはやっていけない。 
しょせん気休め程度のことだろうが、その気休めにどれほど救われることだろう。

でも、まあ、こんな心配は人間だけがすればいい。
猫にはいつもどおり気持ち良く過ごしてもらえればそれでいい。 
今日はいい天気だ。


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勤め人にとって、晴れた週末というのは本当にありがたい。
平日のあれやこれやを忘れさせてくれて、陽光が優しく慰撫してくれるのを感じる。

自然は災害をもたらす一方で、こうして無言で癒してくれる。
晴れた日はスズメもやって来て、レオと遊んでくれる。
俺もレオも、自然の恩恵をたくさん受けているんだということを実感する。

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                         【 んー? 】

ぼんやりと、こんなことを夢想する。

いつの日か、レオがいなくなって、時は流れて、そしてさらに流れて、
今度は俺がいなくなるその前の日に、「なんだ、結局、無駄遣いしただけだったのか」
と言って、全部ゴミ箱に捨てる。

こういう日が来て欲しい。



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Comment

八朔かーさん

夢想…いいですね、それ。
何時か、世の理に習って別れがきたら(もしかしたら私が先かもしれませんが^^;)「素敵な無駄遣いしたね~」ってゴミ箱へ。
そうなってくれる事を祈るしかありませんが…

喉元過ぎれば…と例えるまでもなく、日々を送るうちに薄れて行く記憶は、人が生きる為に習得した「忘れられる」と言う有り難い性能ではありますよね。
それでも、やっぱり忘れてはいけない事もある。
先日の地震の際に、NHKのアナウンサーさんが繰り返し叫んでおられた「震災を思い出して下さい!一刻も早く避難して下さい!」のフレーズは、私の背筋をざわつかせるに充分なものでした。

一番先にした事が、我が家の毛玉の様子を確認する事だった辺り、私の危機管理は結構歪だと思います(笑)

ひろ

リアノンさん、こんばんは。

私も都内勤務で自宅は郊外にあります。自分が帰宅できないような時にはフード、水、トイレなどのお世話をしていただくようお隣とペットシッターさんに頼んでいます。
阪神の震災を経験された方が、避難所でペット用のフードなんか配給されないので1ヵ月分くらいは備蓄しておいたほうがいいと言っておられたのを聞いてそのようにしています。なんやかんやで自分のものも含めるととうてい持って歩ける量ではないので、カートを使うしかないかなと思い防災グッズをしまっています。
また避難所ですごすことを考えて、小さ目のトイレを入れた2階だてのゲージも用意しました。お客さんからはトラでも飼ってるの?と笑われますが。
・・・と、備えをするとリアノンさんがおっしゃるように複数飼いは難しいな、と感じます。

自然の恩恵を受けて生きている私たちは、自然の脅威に対しては日頃から備えて自然とうまく折り合って生きていくしかないのだと思います。
備えあれば憂いなし。って、ホントそう思います。気休めではなく大事なことだと思います。
その上で、日常を楽しむことが大事ですね。
  • URL
  • 2012/12/09 17:35
  • Edit

リアノン

八朔かーさん、こんばんは。

物事を自然に忘れていくのは、すばらしい能力です。
これがなければ、人間は生きていけません。
だから、忘れる前にやっつけてしまう訳ですね。

NHKのアナウンスのことは翌日知りました。
どんな感じだったのかちょっと興味があります。
YouTubeで昨日検索してみましたが、うまくヒットしませんでした・・・・

この手の無駄遣いなら、まあ、いいか、と思えます。
こんなに切実に望む無駄遣いなんて、他にはありませんよね。

  • URL
  • 2012/12/09 18:51

リアノン

ひろさん、こんばんは。

カートかあ。 なるほどね。 
そういう手もありますね。買っとこうかなあ。 
でもなあ、カートを押してパニックになった人ごみの道を進んでいけるのかなあ。
そもそも、普通に歩ける道はどのくらい残っているのかなあ。

とか、まあ、色々考え込んでしまうんです・・・・

ケージの大きさについても、いろいろ考えても、結論が出ません。
もう少し大きめのケージもあるのですが、例えば、避難所生活となった場合、
都市部の避難所は人でごった返すでしょうから、割り当てスペースなんて
本当に僅かなんじゃないかな、とかね。

これも、色々考え込んでしまう訳です。 最適解が見つかりません。

ただ、1つだけ言えるのは、体力をつけておくことが重要、ということです。
これがなければ、全てが無意味です。

食事の節制と継続的な運動。 まずは、ここから始めています。

  • URL
  • 2012/12/09 19:02

ひろ

リアノンさん、

ホント考えるときりがないです。。。
食事の節制と継続的な運動。あいたたたた。

小説、音楽、映画のお話しもいつも楽しく拝見しています。
最近ないのだけれど?
  • URL
  • 2012/12/09 20:00
  • Edit

リアノン

ひろさん

音楽や映画や文学の話は、実は、ネタがない時の裏ワザなんです。
一応、これは猫ブログですからね。 レオが主役です。

実は、そちら方面の話なら、別ブログを立ち上げて毎日書いても大丈夫なくらい
ネタはあるのですが、まあ、そこまでやる時間はありませんからね・・・・

でも、楽しみにして下さっている方がいらっしゃることがわかりましたので、
もう少しちょこちょこ書いてみようか、とも思いました。

  • URL
  • 2012/12/09 22:19

きゃぴばば

うちはね
ケージ飼いの理由の一つがそれなんですよ。
夜寝るとき 私が留守のとき 必ずそれぞれケージの中にいれます。
近所の信用できる人に 家の鍵を預けてあって もし家事やなんかがあった時は
ケージごと外へ出してほしい とお願いしてあるんです。
24時間側にいてやれない不安を どうやったら軽く出来るかいつも考えます。
あくまで私の都合であって 猫達は迷惑かもしれませんけどね。
それに 家が倒壊しても 猫達は外へ放してやった方が安全なのではないか と考えたりもします。

んー....結局 私がこの子達がいないと生きていけないんですかねー。
  • URL
  • 2012/12/10 19:33

らどたん

ブログは何度か拝見しておりますが、書き込みは初めてさせて頂きます。

地震の避難対策…身につまされる思いです。
同じ都内居住にもかかわらず、特に行っていませんでした。
自分の分なら水と非常食があれば大丈夫か程度の甘い認識で、
猫の分は全然用意してませんでした。

リアノンさんを見倣ってケージと簡易トイレを用意しなければと…。
  • URL
  • 2012/12/10 20:01

リアノン

きゃぴばばさん、こんばんは。

なるほどなあ。 きっと、それも、正解の1つですね。

ご家庭ごとに環境や状況が違う訳だから、対策の内容も千差万別になるでしょう。
都市部、といっても、東京のような密集した都市部と、地方都市のように
空間がゆったりした都市部では、対応の仕方は当然違ってくる。
一言では、括れないです。

アジモアライ達は、愛ゆえに、ということはわかってるんじゃないでしょうか。
猫は賢いので、侮れません。

  • URL
  • 2012/12/10 23:05

リアノン

らどたんさん、初めまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。

人間は、まあ、どうにでもなると思います。 
特に、荷物なんか必要ないんじゃないでしょうか。
私自身は、メガネと靴さえあれば、後は何も必要ないな、と考えています。

でも、猫のためのグッズは、入手不可能となるのは間違いないです。
そうなると、かなり困ったことになるのは目に見えていますよね。

まあ、そんなことより、避難所には動物は持ち込めない、となったらどうします?
みなさん、どうされるんでしょうね。
問題は山積みです。

  • URL
  • 2012/12/10 23:21

ポンの母

初めてコメントさせていただきますね。

12月5日に17年9ケ月一緒暮らしたアビシニアンのポンが逝ってしまいました。
その2週間くらい前から突然始まった介護?看護?でほとんどかかりきり、逝った後はもうそれどころではなかったのですが・・・今日久しぶりにリアノンさんのブログを拝見したところ災害の備えについて。

ポンが家に来たのが、あの阪神大震災の少し後だったこともあり、私もリアノンさんとほぼ同じような用意をしておりましたが、結局、今日一度も使うことなく、買い置きしていたフードや諸々と共に、猫の保護活動をしているNPO団体への寄附を申し入れたところです。

用意したものが結局無駄遣いだったな・・・ってなることをお祈りしています。

レオ君がポンの若い頃によく似てるんです。
これからもブログ楽しみにしています。


  • URL
  • 2012/12/15 23:30
  • Edit

リアノン

ポンの母さん、はじめまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。

ポンさんのこと、お悔やみ申し上げます。 ご冥福をお祈り致します。

17年9ヶ月も一緒に暮らされたなんて、本当にすごいですね。
私もレオとそれくらい長く暮らせたら、と願わずにはいられません。
看病、お疲れ様でした。

ポンさんの若かりし頃のお姿に似ているなんて、若輩のレオには光栄です。

今後30年の間に、震度7・マグニチュード9以上の大地震が南関東に来ることは
学者の間では確実だと言われています。
であれば、レオが天寿を全うした後にしてくれ、と願うしかありません。
やれやれ、です。

ご愛顧頂き、深謝申し上げます。 今後とも、よろしくお願い致します。


  • URL
  • 2012/12/16 11:28

おとめ

こんにちわ

ちょっと遅いコメントというか質問を‥
何かあった時のためにリードを用意されてるようですが、レオくんは嫌がらずに付けてくれますか?

ウチはカワイイリボンがあったので遊び半分で首に結んでみたら大層嫌がりました
(よく似合ってたんですが)

それからリードはどうしようかな、と悩んでいます

ってまだ購入してないんですが^_^;

何かあった時のために買わなきゃと思っているんですが、あの嫌がりようを見てしまうと‥

それとも構わず付けてしまうしかないんでしょうか

何か慣れに対する対策みたいな事されてますか?
  • URL
  • 2012/12/25 19:35

リアノン

おとめさん、こんばんは。

ハーネスもリードも嫌がって、とてもつけさせてなんかくれません。

レオは抱っこもさせてくれないし、首輪も嫌がってつけることができません。
なんでこんなに嫌がるのかよくわかりませんが、嫌がるんです。

でも、何かあった時は、嫌がろうがなんだろうが、引っ叩いてでもつけさせるしかない
と思っています。
そうしなければ、もっとまずいことが待っているだろう、と想像できるからですね。

慣れさせるという意味では、毎日でもつけさせるようにしなければいけないでしょうが、
(つけたらおやつをあげる、ということを覚えさせるとか、あれやこれやして)
でも、そんな作業自体、私自身が続きませんし、一度無理につけさせると嫌なこととして
覚えてしまって、本当につけなきゃいけない時につけられなくなるだろう、とも思いますので、
今は特に何もしていません。

でも、取り敢えず手元になきゃ話にならないかな、と思って買ってあるんです。
世の中が平穏なうちに用意しておくほうがいいかもしれませんね。
何かあったら、品切れで入手不可、なんてことになりますからね。

こんなのが必要になる日なんて来ないでくれ、と願わずにはいられません。



  • URL
  • 2012/12/25 22:23

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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