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3年前のこと (4)

翌朝目が覚めてベッドの下を覗くと、まだそこにいた。
トイレを見に行くと、綺麗なままだった。

コーヒーを入れて煙草を吸い、夕べと同じやり方で朝食を作った。
2つの皿を寝室へ運んでベッドの傍に置き、自分の遅い朝食を食べた。

寝室へ行くと、皿は空になっていた。
いい加減出ておいでと声をかけると、ごそごそと這い出してきてベッドの上に乗った。
すると、その場でウロウロして両手で砂掘りの真似をし出した。
あれ、もしかして、と思う間もなく、その場でうんちをしだした。

幸いベッドカバーの上で、ほとんど汚れていなかった。
ふと、さっき自分が立っていた場所を見てわかった。 
ちょうど俺が出口をふさぐ格好になっていたのだ。 これじゃ、怒れない。

後始末をして洗濯機を動かして廊下に出ると、猫は家中を走り廻っていた。
足下を通り抜けようとした時に、両手でさっとつかんで胸元にしっかり抱きかかえた。
すると、ゴロゴロといい出して、胸に小さな頭を何度も押し付けて、両手でフミフミを
始めた。 そして、俺にしがみついたまま、そこから降りなくなってしまった。

こうして、俺たちの生活は始まった。


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Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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