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自負と偏見

勘違いをして思い込むというのは、よくあることとは言え、これがなかなか恥ずかしい。

イタリアの世界的工業デザイナーにピニンファリーナという人がいるが、
何をどう間違えたのか、この高名なフェラーリのデザイナーの名前を、
その語感からか、なぜかアスピリンの一種だと長い間思い込んでいて、
その昔、恥ずかしい思いをしたことがあった。

フェラーリがスーパーカーと呼ばれる所以は、その性能の凄さまじさに加えて
あの凄いデザインがあってこそな訳だが、なぜか全くわからないが、
それを薬の一種だと思い込んでいた。

先日、彼の訃報のニュースを聞いてそのことを思い出したのだが、
それと同時に、もしかして、レオのことでもいろいろ思い込みをしているかも
しれないなあ、と思った。

例えば、猫にとって、身の回りの世話をしてくれる一番近しい人と、
無条件に一番好きな人が必ずしも一致するとは限らない、という話をよく聞く。
それはそうだろう、と思う。 感情を持った生き物だ。

今まではそこで話は終わっていたのだが、でもよくよく考えると、うちの場合、
人間は俺一人しかいない訳で、他に選択肢が無いから俺に懐いてくれているだけで、
レオが本当に一番好きな人が誰なのかは、実はよくわからないのではないか。

小さな頃からこの家で暮らしているので、身の回りの全てのことをしてくれる人として
俺のことはもちろん認知されている。 例えば、妹がうちに来て、レオのご飯を用意して
出してやっても、レオはいつもの人と違うよ、という感じでテーブルの周りをしばらく
ウロウロして、なかなか口をつけなかったりする。

また、うんちとおしっこの両方がしたい場合、先にうんちをして、その後、
きれいにして~、と俺を呼びに来る。 俺がトイレの片づけをし終わると、
またすぐにトイレに入っておしっこをする。

昼寝から目が覚めると少し甘えたくなるらしく、俺のそばに来て、撫でるよう催促する。
よしよし、としばらく撫でてやると、目を閉じて嬉しそうにしている。

遊びたい気分の時は、あの手この手で遊びのお誘いをして来る。
その判りやすいことといったらなくて、俺は何をしていても一旦手を止めて、
少しの間、一緒に遊ぶ。

一事が万事こんな感じだから、レオはいつだって傍を離れないし、
何もしてなくても、俺の顔を見続ける。 

でも、その顔を見ながら、本当に好きなのは一体誰なんだ? と呟く。

この家に、もしたくさんの人間が住んでいたり、同居する猫が他にいたら、
おまえは一体、誰のことが一番好きになっていたのだろう。

今と同じように、俺の顔を見てくれていたか?


IMG_0920_convert_20120714191220.jpg
                       【 そんなの、知らーん 】


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Comment

shiea

レオ様とリアノンさんの、静かで幸せな生活を拝見するのが好きで、のぞかせて頂いています。
(すみません、にゃんこのほうに”様”付けで)

まだ全部、拝見していないのですが、レオ様が水をこぼしたとき、
ぞうきんを持ってきたのは驚き!&感動的でした。

とても賢くて、とってもとっても可愛いレオちゃま、
よかったね~~~、リアノンさん家の子になれて。
毎日、ずーっとずーーっと幸せで、健康でね~(*^。^*)

私も猫だったら、リアノンさんに飼われたいです。
  • URL
  • 2012/07/15 20:35

リアノン

shieaさん、はじめまして。 コメントくださり、どうもありがとうございます。

もちろん、猫のほうに「様」で結構です。 ここは猫ブログ、お猫様が主役です。

あの話は割といろんな人に評判がいいのですが、マジ実話なんです。

床に置いてある台布巾を見た時、腰が抜けるほどびっくりしたのですが、
同時に、これは、この仔の前で変なことはできないぞ、とも思いました。

猫って、ちゃんとわかっているんですね。

  • URL
  • 2012/07/15 21:37

ミシェル

今、ここにあることがすべてですから、
もしもはないですって、
さぁちゃんが言っていました。

レオさんはリアノンさんが大好きで、
ボクはさぁちゃんが大好きなのです。
そういう相手は、
出会うべくして出会うそうで、
たとえどんな形であったとしても、
やっぱり一番大好きなんだと思います。

リアノンさんはレオさんが大好き?
さぁちゃんは、ボクが大好きすぎて、
その愛は重い(笑)。
  • URL
  • 2012/07/16 08:30

リアノン

ミシェルくん、こんにちはー。

そうです。 もしも、は意味のないお話です。

えらーい政治家の先生たちも、「仮定の話にはお答えできません」って
いつも仰っていますもんねー。

こういう疑問が出てくること自体、大好きの証拠だと思いますが、
直接相手に疑問をぶつけてはいけない類のお話です。(笑)

自分の心の中だけで、ブツブツと呟いていればいいのです。

  • URL
  • 2012/07/16 09:54

kakobox

てっきり、オースチンの本のお話かと思っちゃいました。
ちなみに、「自負と偏見」の本のほう、新訳では、「プライドと偏見」となったと聞きましたけど…ピンときませんね。

「他に選択肢が無いから俺に懐いてくれているだけで、
レオが本当に一番好きな人が誰なのかは、実はよくわからないのではないか。」
…それこそ、リアノンさんの偏見ではないですか?

唯一無二のものに対する猫ちゃんの愛情の注ぎ方は、母子のそれと同じなんだそうです。
たとえ、ご飯を与える側にさほどの思い込みがないとしても、猫ちゃんの側からは、その人が唯一無二の愛情の対象なんだとか。
人は、簡単な気持ちで野良猫さんに一時的にご飯を与えたりするけれど、猫ちゃんからしたら、その人が去ったときの心の傷つきようは、トラウマになるそうです。
話がそれましたが、写真で拝見する限り、間違いなくリアノンさんが唯一無二の愛情の対象と思えますし、リアノンさんの書かれる文章からもそれが伺えます。
この写真で観るような目を、レオ君は絶対に誰にも見せないものと思います。

暑くなりましたが、レオ君、食欲は大丈夫ですか?

リアノン

kakoboxさん、こんにちは。

今週の暑さと湿気は、尋常じゃなかったですね。 今日は涼しくて、助かりました。
レオの食欲は、やはりイマイチです。 残さずよく食べる日もあるんですが、
波があります。 まあ、仕方ないです。 
気にかけて頂き、ありがとうございます。

猫の愛情に詳しいみなさんがそう仰って下さるので、それを信じようと思います。
もちろん、私自身、それを疑っているわけではないのですが、ふと、こんなことを
気まぐれで考えてしまうこともあるんですね。

そういう気持ちを、なんとなくブログに書いてみました。



  • URL
  • 2012/07/21 17:07

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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