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共に暮らすためのやさしい提案

街の小さな本屋が好きだ。

読書家は本を読むことは勿論のこと、本そのものにもフェティッシュな愛着を
持つものだが、それ以上に、本が無数に置いてある本屋が好きだ。

本たちが雑音を吸収するのか、店の中はいつもひんやりと静かで、
清潔な紙の匂いが漂っている。

大都市の大きな書店や神田神保町の専門店に通い詰めて、読み切れないくらいの
本を持っていても、それでも、自分が住む街の、駅から家へ帰る途中に
ぽつんとある、小さな本屋が好きだ。

仕事の帰り道に立ち寄って、出たばかりの週刊誌をパラパラとめくったり、
週末の夕暮れ時、スーパーで買った食材を片手に店に入って、今が旬のレストランや
隠れた温泉宿を紹介する似たようないくつかの雑誌を手に取って眺めてるうちに
すっかり行った気になって、のんびりと坂道を登って帰ってくるのが好きだ。

数日前、髪を切った帰りにいつものようにフラリと立ち寄ると、珍しく猫の本が
置いてあった。


IMG_0697_convert_20120505135113.jpg

今の俺に猫の飼育書は不要だが、この本はよくある参考書のような飼育書とは違い、
猫と暮らすのはこんな感じだよ、という軽い文章が少しだけで、
あとはソフトフォーカスで撮られた感じの良い写真がたくさん載っていた。 

写っている白猫がかわいかったし、横書きの左閉じというこだわりの装丁にも
好感が持てたので、買って帰ってきた。

白猫って、かわいいんだなあ。 そう教えてくれる、愛情いっぱいのいい本だった。

雨続きの連休だったが、今日はカラリと晴れて、気持ちのいい一日だ。
窓を開けると乾いた涼しい風が入ってきて、レオも気持ち良さそうだ。

もうすぐ湿気の多い嫌な気候になる。
その前の、ほんのひと時の爽やかな季節をレオと一緒に愉しむことができた。

この仔がいなければ、晴れた日の午後の家の中がこんなに気持ちいいなんて
知ることはなかっただろう。

猫と暮らすというのは、こういうことなのだ。

普通の飼育本はなかなかこういうことは教えてくれないけど、
上記の本はこれに近いことを少しだが感じさせてくれた。
ブログの普及に伴い、ペット本も少しずつ変わってきているのかもしれない。


IMG_0708_convert_20120505161519.jpg


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モモの親

リアノンさん

こんにちは モモの親です。

ご返信ありがとうございます。

そうなんですよ 毛の塊は半端ないですよ(#^.^#)

でも昔からネコととの暮らしは普通の事ですから

でも黒い服は.........想像願います(笑)

でも僕自身 釣りが趣味であちこち行くのですが

車の中 服など うちの子の毛が沢山付いていて

その毛と一緒に釣りや旅をしてる様な不思議な感覚になります。

その毛を発見すると 早く家に帰りたいと思ってしまいます。

猫と暮らしてる方は そのような思いは 体験してるかと思いますが(*^_^*)

  • URL
  • 2012/05/05 17:00

あっさむ

何度かお邪魔させていただいては拝読しています。

とても好きな文字のリズムで
レオくんとの男のやり取りが良いですよね^^

リンクをさせていただきましたのでご報告にコメントしました
どうぞヨロシクお願いします。。
  • URL
  • 2012/05/05 20:40

ミシェル

リアノンさん、こんばんはー。
本の話題だと、
いつも以上にさぁちゃんが、
わくわくしているので、
ボクは少しあきれます。
まいほーむは、本だらけですのに、
さぁちゃんは暇さえあれば本屋さんに行くものですから。

猫語の教科書
という、
ポール・ギャリコさんってヒトが書いた同じ名前の本を、
さぁちゃんはブログのお友達に教えていただいたそうです。
まだ読んでいませんが、
ボクのさぁちゃん観察は、
その本や、我輩は猫であるっていう本みたいな、
ネコさん世界を教えてくれる文章だって、
本好きなそのお友達が、褒めてくださいました。

リアノンさんが言葉で描くレオさんとの生活は、
一人暮らしの男性が、
愛情一杯にネコさんと暮らし、
というよりすでに“ネコさん”とは呼べないような存在と共に、
日々を豊かにしているのだと、
読み手に深くうなずかせるものねって、
さぁちゃんが言っていました。

さぁちゃんは、
リアノンさんの言葉を手にとって、
優しく触れたくなるそうです。
  • URL
  • 2012/05/06 00:02

リアノン

モモの親さん、こんにちは。

仰る通りです。

私も毎日仕事に行く時に着ていくスーツにレオの毛が付いているのを見て、
いつもレオが一緒にいる、と感じます。

こんな小さなことに慰めを見いだせるなんて、素晴らしいことですね。
  • URL
  • 2012/05/06 10:34

リアノン

あっさむさん、はじめまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。

新婚さんなんですね。 京都の美しい風景の中、ご主人と手をつないで
散策されている様子が何とも羨ましいです。

さくらちゃんも京都弁なんですね。 かわいいなあ。

今後ともよろしくお願い致します。
  • URL
  • 2012/05/06 10:40

リアノン

ミシェルくん、こんにちはー。

この本のタイトルは、ギャリコの本からの拝借みたいです。
だって、本の中にギャリコの本への言及が出てきますからー。

本屋さんの書棚や、誰かの家の書棚は、その人の世界観が凝縮された小宇宙です。
自分にはないその異質な世界観に、人は魅せられるんでしょうねー。

さぁちゃんの書棚には、どんな世界が広がっているのかなーって思います。

私は、レオからいろんなものを貰ってばかりで、それに見合うものを
お返しできてるのかなあ?っていつも思っています。

今日、この仔のためにしてあげられることの1つは、家中の窓を開けて、
気持ちのいい5月の爽やかな風を入れてあげることです。

この風に吹かれて、生まれてきてよかったなあ、って感じて欲しいなーと思います。

  • URL
  • 2012/05/06 11:09

あいにゃー

こちらの本、先日猫友さんが、ブログで紹介していて、
リアノンさんも紹介なさっていて、ビックリしました(^v^)

・・・と同時に、お二人ともおススメしてくださったから、
今度本屋さんに行った時は、私もこの本を探してみようと思います♪

猫ちゃんと暮らしていると、
「ああ・・・自分のお家にもこんな穏やかな空気が流れてるんだなー」
って、改めて思いますよね。

私も、ミルクに家の中の気持ちのいい場所・・・色々教えてもらっています。
レオ君のフローリングの上の伸び~・・・気持ちよさそう~♪

スーツに着くレオ君の毛で、ホッとするリアノンさんの気持ち、
激しく同意です(*^。^*)
  • URL
  • 2012/05/07 22:06

モモの親

リアノンさん

こんばんは モモの親です。ブログ始めました。またよかったら
見てくださいね。→http://ameblo.jp/momomimiq/



  • URL
  • 2012/05/07 22:09

kakobox

街の小さな本屋さんがまだあるってことが、非常にうらやましいです。
大手の本屋さんに負けて、小さな本屋さんは姿を消しつつありませんか?

本屋さんが好きだというところでは、私も一緒です。
Amazonで本をいくら買っていようが、本屋さんは別。
Amazonで買う本と本屋さんで買う本が、違うような気さえします。
また、本屋さんの入り口を入った途端、探しつくせぬ宝の山に踏み入れたような感じがして、ウキウキワクワクします。
本屋さんも図書館も。「本の森」とはよく言ったものですね。
あの図書館の、独特な匂いは、本が発するフィトンチッドでしょうか。
あの匂いをかぐだけで、文字に対する飢えのような感覚がうずいたものです。

こんな本があったのですね。
表紙の白猫さんの美しいこと♪
テマエミソですが、白猫さんは、かわいいですよ。
神経質、臆病、非社交的…そんな白猫さんが、心底心を開いてくれたときの強い信頼といったら、言葉になりません。

リアノンさんの言うこの本の定義というか意味合いからすると、皆さんの猫ブログは、すべて、「猫語の教科書」ではないでしょうか♪
皆さん、それぞれに、一冊の長い猫語の教科書を綴っているのではないでしょうか。

今日はノビ~のレオ君ですね。
暑いくらいになったので、床の上でノビ~が気持ちいいのね、レオ君。
あっ、リアノンさんと一緒に過ごす午後だから、ノビ~なのかしら?
レオ君の肢体のしなやかな美しさに、いつも見惚れています。
野生の神秘的な猫科動物が、そこにいるようです。

まめはなのクー

 この本、他の方のブログでも紹介されていました。
どうですか?レオ君とお話はできました?
 一緒にいると、目の表情や鳴き声で、なんとなく通じるようになるから不思議ですね。ワンコはアウトドア派、ニャンコはインドア派の人間になるのかな~^^
 いや、アウトドア派の人はワンコと一緒にいたくなり、インドア派の人はニャンコと一緒にいたくなるのかもしれませんね。

 いずれにしても、動物と一緒の生活は…絶対に失いたくない。

 本屋に行くと、なんとなく手に取り買い込んでしまうことが多いものです。
そして、本は処分しようにもなかなかできなくて、どんどんたまる一方で、困りものです。

 満足な地震対策をしていない我が家は、地震が来たら、きっと本棚に押しつぶされるのだろうな…
  • URL
  • 2012/05/10 23:38

リアノン

あいにゃーさん、こんにちは。

そうですか、他でも紹介されてますか。
でも、それだけいい本なんだと思います。

電車の中や会社の喫煙室で、ふと、レオの毛がついているのに気が付いて、
あ、レオだ、と思います。

そんな時、「今、なにしているかなあ」とぼんやり思います。
  • URL
  • 2012/05/13 11:22

リアノン

モモの親さん、こんにちは。

リンクさせて頂きました。
楽しく拝見しています。
  • URL
  • 2012/05/13 11:23

リアノン

kakoboxさん、こんにちは。

小さな本屋さんは、いつの間にか、静かに、姿を消していきます。

無くなった店舗跡を見ると、まるで何かの夢の跡のような気がします。

だから、大事にしたいと思い、できるだけそのお店で本を買うようにしています。
いつまでも、そこにあって欲しいです。
  • URL
  • 2012/05/13 11:34

リアノン

まめはなのクーさん、こんにちは。

他の方のブログでも紹介されているんですね。 知りませんでした。
それだけ良い本なんだと思います。

私は、買った本は手元に残すものとそうでないものに分けて、
後者は読み終わったら、すぐに捨てるようにしています。
溜まってしまった後で処分するのはやっかいですから。
たまにブックオフとかにまとめて出すこともありますが、
まあひどく安い値段にしかならず、がっかりします。
  • URL
  • 2012/05/13 11:39

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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