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猫の世界地図

小腹が空いたのでパンをかじっていたら用事を思い出したので、食べかけのパンを
台所の棚に置いて別の部屋に行った。 
そして、用事を済ませて台所に戻ると、パンが床に落ちていた。

天井まであるラックの、ちょうど顔の高さにある棚に、ちょっと置いただけのパン。
棚に登りたがるので、所々に彼専用のスペースを空けてあるから、きっとそこに登って
触っていたのだろう。

レオは、家の中のことは何だって知っている。
どこに何があって、どんな色や形で、どんな匂いなのか。

だから、いつもと違うことは確かめずにはいられない。
さっきまでなかったパンが突然棚の上に現れたとなると、これはもう、一大事である。

彼にとって、この家と窓から見える風景が、彼の世界の全てだ。

狭くて小さい家で申し訳ないと思うが、この家に来る前にいたケージやショーケースの
世界と比べれば幾許かはマシだろう、と自分を慰める。 
それは小さな小さな世界地図かもしれないが、誰にも邪魔されることのない、
彼だけの世界地図。

ここにあるものは、全て彼のものだ。 
古い真空管アンプも、ターンテーブルの上で回るモーツァルトのクラリネット五重奏曲の
古いレコードも。

もっとも、揺蕩うレオポルト・ウラッハのクラリネットの郷愁的な音色よりも、回転する
レコードのほうがおもしろくて、プレーヤーのカヴァーの上でくるくる追いかけて踊っている。

(※音楽が鳴っていますので、音量にご注意下さい。)
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世界は、彼に何を語りかけるのだろうか。 

やさしい音、いつもの匂い、そして静かな時間、そういうものであって欲しい。

ここは僕の家。 この家が大好き。 
そう思ってくれていると、いいんだけどなと思う。




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Comment

きゃぴばば

かわいい〜^^。ほんとかわいい〜〜〜^^。
主人もずっとニタァ〜として見てましたv-238
くるくる回るレオくん自信は必死なんでしょうが
素直に追いかける姿がおかしくて(笑)

よく「ある程度の広さがないと 猫にはストレス」と聞きますが 私はそうは思いません。
高いところは絶対必要でしょうが 平面の大きさって猫には必要なくないです?
ブロ友さん宅でも2部屋のマンションに 猫2匹犬1匹人間2人と まぁわりかしギュウギュウ生活してられますが みんなご機嫌ですよ。
レオくんには リアノンさんがいるところが自分ち。
間違いなく 安全で安心なレオくんのお城です^^。
  • URL
  • 2012/04/22 20:05

ヨモギ

「ここは僕の家。この家が大好き」
レオくん絶対そう思ってますよ!

レオくん、貫禄が出てきたような…。
きっと安心して落ち着いてるからですね☆

  • URL
  • 2012/04/22 21:29

あいにゃー

リアノンさん、こんばんは。

レオ君と一緒に音楽が楽しめるなんて、素敵ですねー。
しかも、レオ君の興味津々なお顔が、とってもカワイイです(*^。^*)

じゃれている所ももちろんだけど、
お顔を拍子を取るように細かく動かしている所や、
尻尾をピーンとしてクルクル回る所なんかは、
本当に踊っているみたい(^v^)

レオ君にとって、リアノンさんといるこのお家は、
とっても居心地のいい、僕のお家だってお顔を見ていれば、
わかりますね♪♪♪
  • URL
  • 2012/04/22 22:37

ミシェル

レコードって、なんて魅力的なんでしょうーって言いましたら、
みーたんは絶対に好きだろうねって、
さぁちゃんが笑っていました。

現在ボクは、
さぁちゃんのスピーカーってやつで、
お爪をバリバリするのが大好きですが、
レコードと一緒にダンスするほうが、
なんだか楽しそうです。

ボクとさぁちゃんのまいほーむは、
ボクにとって大好きなお家です。
だって、さぁちゃんが人生をかけて、
ボクのために買ってくれたものですから。
さぁちゃんのお帰りを待って、
一緒に過ごして、
お仕事のときはお見送りをして、
そうやってずっと一緒にいられる唯一の場所ですからね。

レオさんもきっと、
リアノンさんの香りが残るお家で、
楽しいまいにちをお過ごしだと思います。
リアノンさんも、一緒にね。
  • URL
  • 2012/04/23 23:02

リアノン

きゃぴばばさん、こんにちは。

広さが必要かどうかは、その仔の個性にもよる気がします。

レオは直線ダッシュが大好きです。 狭い家の唯一の直線コースを
猛然とダッシュします。 持久力はないので、2~3本走るとバテて、
すぐ床に寝転んでしまいますが。

子供のころから住んでいる環境がそうであれば、何もストレスはないんでしょうね。

知らないほうが幸せなこともある、ということですね。
  • URL
  • 2012/04/28 13:08

リアノン

ヨモギさん、こんにちは。

貫録出てきてますか? 気づきませんでした。

どういう類の貫録なのか、気になります・・・
  • URL
  • 2012/04/28 13:11

リアノン

あいにゃーさん、こんにちは。

確かに、顔をフンフンフン、と旋律に合わせて振っているみたいですね。

動画を取り始める前は、もっとグルグル回っていたんです。
その様子が撮れてなくて、ちょびっと残念でした。

無邪気に遊んでいる感がこちらによく伝わって、いつも微笑ましいです。
  • URL
  • 2012/04/28 13:18

リアノン

ミシェルくん、こんにちはー。

スピーカーネットでバリバリとは、やんちゃですねー。
コーン紙に届かない程度に、楽しんでくださいね。

まいほーむがあるのは、いいですね。
まいほーむのない猫が世の中にはたくさんいますもんね。

人は、猫にまいほーむをあげられる唯一の存在です。
そう考えると、人間もまだ捨てたもんではありませんね。
  • URL
  • 2012/04/28 15:18

kakobox

ひとつ前の記事からコメント、失礼します。

「彼にとって、この家と窓から見える風景が、彼の世界の全てだ。」
痛く同感します。
仰るように、完全室内飼いの猫ちゃんには、家の中と窓から見える風景がすべてなのですよね。
でもそのことを、私は猫ちゃんの不幸とは感じません。
本当の不幸は、愛の無い生活ですものね。

動画を拝見して、ターンテーブルとレコードが急に恋しくなり、人に上げてしまったことを悔やみました。
15年以上の前のことで、記憶も定かではないですが、私も音響にそこそここだわりがあって、ターンテーブルの上に更に金属のプレート(なんだか忘れました)を重ね、スタビライザーを載せて、硬い音質にして聴くことが好みでした。
スピーカーは、「コーラル BL-25D」を入れた圧縮合板手作りの大変貴重なものを上司から譲り受けました。
クラッシックにはピッタリな硬くクリアな音質で、デジタルで決して出せない音と音の間の「音のため息」みたいな風も再現してました。
↑昔話をごめんなさい。

最初はターンテーブルの回るのに気をとられて、なんとか触れたいレオ君ですが、途中から宙に耳を澄ましていますね。
まるで、宙に音を嗅ぐように…。
猫ちゃんには、クラッシックが一番似合うし、一番興味を持つと私は勝手に思っています。
クラッシックの音楽家も、猫好きな人が多いですよね~。
しろちゃんも、ピアノと弦楽器の高い音色に、お耳が動きます。

「ここは僕の家。 この家が大好き。」
レオ君の瞳が、いつもそう物語っていますよ♪

リアノン

kakoboxさん、こんにちは。

コーラル、懐かしい名前ですねえ。 久しぶりに聞きました。
マニアは外国産ばかり有難がりますが、あの頃の日本のスピーカーは日本の住宅事情に合った
優れた製品が多かったですね。

家のオーディオで音楽を鳴らす時は、ジャズとクラシックが半々くらいの割合なのですが、
ジャズを聴くときも、レオはご機嫌です。

音楽好きな同居人の影響で、音楽好きの猫に育ってしまいました。
  • URL
  • 2012/04/30 10:56

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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