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怪我の話

年末・年始の騒々しい時期が過ぎてようやく静かな毎日に戻った頃、
レオの歩き方がおかしいことに気付いた。
右前足を庇いながら、ぎこちなく歩くようになった。

始めはどの足が痛いのかよくわからないぎこちなさだったが、しばらくすると
はっきりと右前足を庇いだした。
お座りをする際も、右前足を庇って地面から浮かせて座る様になった。


IMG_0467_convert_20120129133225.jpg


相談するため、病院に電話した。

先生から、まず、肉球や指に棘が刺さっていたり爪が巻き込んでないかと訊かれ、
次に、関節を中心に足を全体的に触ったり押したりして腫れていたり、嫌がる様子が
あるかを訊かれた。

棘も無いし、爪の割れや巻き込みもない(当り前だ、いつも切っているんだから)。
傷も見当たらない。 腫れも無いし、熱を持っている箇所もないし、触って痛がったり
嫌がる箇所も全くない。

先生は、少しそのまま様子を見ましょうか、と言った。 うちの仔が病院への行き帰りに
大声で鳴き続けて、かなりストレスがかかるのを知ってのことだった。
室内飼いでも、猫は手足を捻挫することはよくある、という。
今よりも様子が酷くなったように感じたらまた連絡する、ということで電話を切った。

俺は学生時代にサッカーをやっていたから、足の故障のことは身を持ってよく知っていた。
骨にひびが入っていたり折れたり、関節が脱臼していれば、まず見た目にすぐわかるし、
そもそも何もしていなくても、ものすごく痛いのだ。

レオは今まで通り、高い所へ登って、飛び降りて、普通に爪とぎもする。
まあ、庇うくらいだから、体重がかかれば痛いのは痛いんだろうけど、
骨折しているようには見えなかった。 直感的に、大丈夫だと思った。
遊びたがるし、食欲もあるし、様子が普段とまったく変わらない。
捻挫だからといって、じゃあ湿布を貼って安静にしてろ、という訳にもいかないのだ。
でも、大事を取って、恒例の夕食後の遊びはしばらく止めることにした。

夕食後、通常通り、レオは遊んでもらえるものと思いお遊びの体制に入るのだが、
「足が痛いんだろう? しばらくは安静にしようね。」と言うと、おとなしく
横になって毛づくろいを始める。

俺は毎日その横に座って、レオの右前足の関節をゆっくり撫でて、揉みほぐした。
「痛いのが早く無くなれ、無くなれ・・・」と呟きながら。

レオは嫌がることなく、目を細めてされるがままにしていた。
こうやって長い間末端部分を触らせることは珍しいことだった。
やはり感じるところがあるんだろう、思いのほか気持ち良さそうな顔をしていた。

こうして様子を見ながら、しばらく過ごした。
あまり引きずらない日もあれば、庇って引きずる日もあり、そういうのを繰り返しながら
徐々に快方に向かい、2週間ほどで完全に治った。
現在も、おかしな様子はまったくない。

我が仔の様子がおかしい時、病院へ連れて行くタイミングを見極めるのは難しい。
猫は具合が悪くても我慢すると言われている。 でも、普段から注意深く見ていれば、
いつもと様子が違うとすぐに気が付くものだ。 今回は、見た目にすぐ症状がわかる
外傷系の問題で良かった。 人の場合もそうだが、内科系はやっかいだ。
症状を訴えることができない猫の場合は、内科系の場合はとにかく病院に連れて行くのが
一番いいのだろう。

足を引きずる、で検索すると、実に多くの書き込みにぶつかる。 どれもよく似た症状だが、
ごく稀に内科系が原因で起こるケースもあるんだそうだ。 まあ、色々勉強にはなる。

でも、いろいろ心配を煽る情報に溢れる時代だが、いつでも冷静に判断と対処ができる
同居人でありたい。 何が起こっても、何があっても、助けてやれるのは俺だけなのだ。


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Comment

あおい

こんばんは。
レオくん、治ってよかったですね。
病院にいくのが嫌いな子の場合、連れて行くかどうか迷う気持ちわかります。

サラさんはうちに来た頃から病院に通っていたためか、病院にいくのは嫌がらずに(道中不安げに鳴きはしますが)いてくれるので助かります。
鼻炎の吸引治療に向かうのも、こうも寒いと外に出たら悪化しそうでためらわれますし、通院の判断というのは、本当に難しいですよね。

私のブログは鼻炎に苦しむ猫ちゃんの飼い主さんが参考にしてくれればなあ、と思う気持ちも少しあります。ネットの情報はどこまでが正確かを見極めるのも大切ですが、体験談はやはり参考になりますから。

なにごともなく過ごしてくれるのが一番ですが、何かあった時には的確な判断を下せるようにありたい、と私もそう思います。

リアノン

あおいさん、こんばんは。

病気にしても、怪我にしても、一番その状態を的確に把握できるのは、
やはり普段から傍にいる飼い主だけですよね。
日頃から、何気ないしぐさにも目配せをしておくことが大事ですね。

サラさんの鼻炎の記事には、私はものすごく貴重な情報価値があると思っています。
私の知る限り、猫の鼻炎をここまで詳細に書いた文章は、本でもWEBでも他に
読んだことがありません。
ブログというものの価値を、改めて思い知らされます。

生き物なのですから、体調の波はあって当たり前。
肝心なのは、その都度、どうするかをその状況に応じて判断することだとやはり思います。
  • URL
  • 2012/01/29 19:26

こやき¨

リンクありがとうございます^^

今日のアップ読ませていただいて、もっとドンとかまえなくっちゃと(^_^;)
ビッケが食器棚から落ちての経過ホントにオロオロ
病院の先生も様子をみただけで検査もないの?ってちょっとショック受けてました。
(病院変えようか?なんて、いい先生なのに)モンスターペアレントの一歩手前?

ビッケを守れるのは一番が私ですね
『いつでも冷静に判断と対処ができる同居人でありたい。
 何が起こっても、何があっても、助けてやれるのは俺だけなのだ』
コレ↑相当胸にぐっときました<(_ _)>

リアノン

こやぎさん、コメントありがとうございます。

うちの先生(女医)は、こうやって私が電話すると、簡単に電話で往診して
済ませてしまうんです。
そんなことせずに診察に来させれば、診察料も取れて儲かるだろうに・・・、と
いつもこちらが心配してしまいます。

ビッケくんが棚から落ちてパニクるのは、飼い始めであれば当然のことですよ。
不信感を持ってしまう気持ちもよくわかります。

でも、そこはさすがに獣医さん、たくさん経験もおありなんだと思います。
先生が大丈夫、という時は、まあ大抵の場合、大丈夫なんでしょうね、きっと。(笑)
  • URL
  • 2012/01/29 22:56

あびぃ♪

レオくんの脚を治してしまうリアノンさん、凄いです!
私だったら、あたふたしてしまうでしょうに。(^-^;

猫が脚をあずけるのは、余程の信頼関係がなければ出来ないのに
マッサージさせてくれるのは深い信頼関係で結ばれているからですね。(^-^)
素敵なエピソードで私の気持ちも暖かくなりました♪

coonumber1

こんにちは

 レオ君、何事もなくてよかったです。
人間も同じですが、病院というところはやっぱりね…出来れば行きたくない。まして、わけもわからず違う場所に連れて行かれる猫のストレスはいかばかりか…ストレスで、却って体調を崩しそうですものね。
 連れて行く方も、心が痛みますしね。

 うちにも病院で、大捕り物になってしまった子がいます。怖くて診察室で、大暴れ…診察室をひっくり返して大暴れでした。
 以降は、病院には連れて行かないことにしました。
それが、彼にとっては一番だと思って。

 病院に行くタイミング、連れて行くか行かないか…考えどころですね。
嫌がる猫を連れ行くのは、優しさか、エゴか…?
 難しいですよね。自分以外の存在と関わる時、それぞれの思いや価値観があるのですものね~

 でも、本当によかった…レオ君が元気になって。

 また、寄らせていただきます。

 

 
  • URL
  • 2012/01/30 10:50

きゃぴばば

取り敢えずはホッとするけど、結局原因は何だったんでしょうね。
こういう時 正しい判断ができるかは 経験がものをいうんでしょうか^^;
一言「痛い」と言ってくれたらいいのにねぇ。
我家の二匹もコロナウイルスのキャリアなんで 日頃からボディーチェックは欠かしません。
ただ メチャメチャ嫌がられます。
親の心子知らずとはこの事ですね(ーー;)
  • URL
  • 2012/01/30 12:27

marinemama

日ごろの観察力が良い結果に繋がったのですね。

人も猫もいっしょですね。
守ってあげられるのは家族しかいません。
  • URL
  • 2012/01/30 21:05

ビクママ

病院に連れて行くタイミングって難しいですよね。

とにかく治って良かったです。

家はゲージに入れる事は比較的簡単です。

入らない子は一苦労みたいですね。

とにかく安心ですね。
  • URL
  • 2012/01/31 15:42

リアノン

あびぃ♪さん、こんにちは。

いや、私が治したわけではないんですけどね・・・
遊びたいのに我慢させてしまって、レオには気の毒でした。
それが今度はストレスにならなきゃいいんだけど、と心配でしたが、
大丈夫だったようです。

ききわけのいい仔でよかったです。
  • URL
  • 2012/02/01 11:38

リアノン

coonumber1さん、こんにちは。

何がストレスになるか、これも難しい問題です。
激しく鳴いたり、暴れたりするだけがストレスではないようです。
何かを我慢することや、期待通りにいかない場合もストレスになりますが、
これが見極めが難しい。

何を望んでいるかを察したり、理解することは、いい飼い主かどうかの
試金石になりますね。
  • URL
  • 2012/02/01 11:44

リアノン

きゃぴばばさん、こんにちは。

原因はわからないんです。
うちに人が来ていた時に、誰かが慣れない扱いをしたのかもしれないし、
レオが勝手に動き回って挫いたのかもしれないし、真相は藪の中です。

生活する中でよく起こる普通の出来事ですから、あまり神経質には
考えていないんです。 痛かったのはかわいそうでしたが、
まあ、大丈夫でしょう。
  • URL
  • 2012/02/01 11:54

リアノン

marinemamaさん、こんにちは。

守ってあげられるのは家族だけですが、まあ限界があります。
心配だからといって、いろんなことを制限してばかりではいけませんね。

自由と制御の両立のさじ加減を考えるしかありません。
  • URL
  • 2012/02/01 12:05

リアノン

ビクママさん、こんにちは。

レオもケージやキャリーに入れること自体は簡単なんですが、
その後が大変です。 
普段自由にさせているので、閉じ込められたと思って抗議しまくりです。

男のくせに、ビビりですね。
  • URL
  • 2012/02/01 12:33

saico

レオ君、治って良かったですね!
普段の様子の観察がこういう時に大事だと改めて感じました。
それにしてもレオ君がリアノンさんを信頼している感じがとても伝わってきて、ほんわかした気持ちになります。

私も獣医さんにはまずは電話しちゃいます。
飼い始めの頃は、
「私が化粧をしている時に邪魔しに来てウォータープルーフの化粧品が手についた!シャンプーでは取れない!何で洗えば大丈夫?」と電話。
「口のふちに血豆みたいなものが・・」と病院に行き、「これは模様ですよ。笑」と笑われたり。まあ、色々とお世話になっています。。
信頼できて良心的な獣医さんの存在も本当に大事ですよね。


ちなみに、全然関係無いですが、私も近所に気軽に行けるバーが欲しいです。
  • URL
  • 2012/02/01 23:55

リアノン

saicoさん、こんにちは。

模様を血豆と間違えた話のは、笑ってしまいました。
でも、おかげで次の記事のヒントを思い出しました。
ありがとうございました。

家の近所にバーがあるのは、ありがたいです。
心地良い雰囲気が醒めないうちに家に戻れて、そのまま眠ることができます。
  • URL
  • 2012/02/04 15:36

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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