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自分の片割れ

新人配属の時期である。
うちの部にも、1人配属された。 上智大学卒の女性だ。

彼女は、就職活動で50社に落とされたんだそうだ。 彼女を落とした会社の名前を聞いてみると、
全部が全部有名一流企業という訳ではなかった。 なんでそんな所を?と思うような会社の
面接まで受けていた。 就職難とはいえ、ここまでひどいのか、と驚かざるを得なかった。
うちの会社には、ゼミの教授の紹介状を使って、何とか潜り込んだのだそうだ。

うちの会社も数年前から大学院卒をたくさん採るようになってたようで、あちこちで院卒の若手を
見かけるようになった。 景気の長い低迷で新卒採用数を減らさざるを得ないので、その代わり、
一人一人の質を厳しく篩にかけるようになったということなんだろうけど、先日経理課長と
飲んでいた時、慶應の大学院で会計学を勉強してきたという男が数年前に入ってきたが、
これがまったく使えなくて、と愚痴をこぼしていた。


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 【 猫は学校に行かなくていいのだ、エヘン 】


まあ、外に出ればこんな面白くもない話ばかり聞かされる訳だが、でも、別に構わない。
うちには、就職氷河も学歴も仕事も一切関係ない、お気楽な同居人がいるからだ。

そのお気楽ぶりを見るにつけ、あー、猫と暮らすってサイコーにいいなー、と思ってしまう 。


IMG_1741_convert_20130526140818.jpg 
【 なんか、シツレー 】


猫との距離が近ければ近いほど、彼は自分の分身のような気がしてくる。
そうすると、もう一人別の自分は家でのんびり過ごしていて、外で働いている自分のストレスを
チャラにしてくれるような気になることがある。


IMG_1751_convert_20130526141056.jpg 
                            【 ずいぶんご都合がいいですな 】



お気楽なだけではなく、妙にこちらの琴線に触れるような甘え方をしたりする。
暑くなったとはいえ、まだまだ窓を開けると涼しい風が家の中を吹き抜ける。
キッチンのガラス戸を開けて網戸にしておくと、普段は見えない風景が見えるのでレオは喜ぶ。

でも、自分一人だけで網戸の前で外を見るのはちょっと怖くて、俺が煙草を吸いにキッチンの
換気扇の下に行くと、レオは小走りにやってきて、俺の足もとに座って網戸から外を眺めて、
風の匂いを嗅ぐ。 ところが、俺が吸い終ってキッチンから出ていくと、後をついてレオも出てくる




IMG_1756_convert_20130526141829.jpg 
                                 【 飽きただけ~ 】



外であくせく働いていても、レオが家でのんびりしていることを想像すると、不思議と疲れない。
あくまで同居人、というスタンスで付き合ってきたつもりでいたが、知らないうちに自分の
片割れのような存在になってしまっているんだなあ、と折に触れて思わされる。




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lenny-tohno

リアノンさんへ。
今週の記事を読みながら、直感的に思い出した歌が有ります。
子供の頃に聞いた(観ていた)アニメの主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」です。

~には学校も、試験も何にもない。

私は、吉幾三が歌うバージョンでしたが、リアノンさんは、熊倉一雄バージョンがなじみが深いでしょうか?。

50社以上、就職試験を受けた新入社員の方、大変な経験をされたかも知れませんが、これからの社会人生活では、思い詰めず力を抜いて頑張ってほしいですね。
週一回『ききわけのいい猫』を読んで、レオの写真を見て、リラックスして欲しいですね。
まるで人事で怒られるかもしれませんが、リアノンさんは、ブログを書かれている事は、会社では公言されていますか?
lenny-tohno

カバ丸1号

熊倉一雄バージョンで聞いたおばちゃんです(笑)

私も・・いろんなストレス・・
我が家のばあちゃん猫さんに浄化してもらってますね~
腹が立った事も・・
辛かったことも・・
ちいちゃんを撫でて・・
ちいちゃんと話して・・
どんどん、流れていきますから。
レオちゃんだって、そこに居るだけでいいんよね~
リアノンさんと会うべくして会って・・
そして、癒し癒される。
あと・・何十年もね~
  • URL
  • 2013/05/26 23:29

ひろ

リアノンさん、おはようございます。身辺がばたばたしてしばらくご無沙汰してしまいました。コメントせずとも記事は毎週楽しく拝見しています。

自分が就活、なんて言葉もその頃はなかったですが〜、何十社も受けなくともどこかには入れたものです。そういう社会が変なので、就職先がなかなか決まらなくても、落ち込まないで欲しいです。

最近は忙しくて、毎日、オマエは気楽でいいな〜、代わりに会社で仕事してきて〜、と話しかけています。無視されますが。
  • URL
  • 2013/05/27 08:29

ミシェル

『田舎の旧帝大』
と言われる大学を出たさぁちゃんは、
一般社会とは次元が違うというようなことを、
言われたことがたくさんあるそうです。
実際に、一緒に働いていないヒトたちにイメージだけで。

それなのに一方で、
『田舎の旧帝大』を出ているからと、
大学名が明らかになっただけで、
「親の敷いたレールを歩いてきただけでしょ」と言われたり、
お高くとまっていると言われたりしたこともあって。

対話もなく、分かり合う努力をしないで、
相手を判断することの恐ろしさを感じたそうです。
あ、今では職場でそのようなことはまったく感じないみたいで、
ずいぶん楽ですって。
頑張って、知ってもらう努力をしたから。

それでも、理解者がいる今でも、
ボクが一番の理解者だって、さぁちゃんは言います。
理解というよりは、
同じようで別の、双子のようでもあるなーって、
さぁちゃんが言っていました。

【ずいぶんとご都合がいいですな】
のレオさん、ちょっとあどけない感じが素敵ですね。
可愛さと凛の共存。
  • URL
  • 2013/05/27 22:46

リアノン

lenny-tohnoさん、こんばんは。

もちろん、熊倉バージョンです。 おっさんですから。

私は、ブログを書いてることを誰にも言っていません。
知られると、書く内容にいろいろ気を使わなければいけなくなるからです。

私は、ブログというのは、基本的に内的告白であるべきだと思っています。
じゃなきゃ、あまり書く意味を見いだせないような気がするんですね。

まあ、あくまで、私にとっては、ということですけどね。

  • URL
  • 2013/05/27 23:06

リアノン

カバ丸1号さん、こんばんは。

私も、毎日、ちいちゃんの姿に心を浄化してもらってますよ。
カバ丸さんの愛ある語りかけにも、ジーン、とさせられっぱなし。

愛猫へ依存しているわけではなく、深い愛を感じている、そういうことですよね。

  • URL
  • 2013/05/27 23:09

リアノン

ひろさん、こんばんは。

お忙しい時は、無理してコメントまでして下さらなくてOKですよ。
楽しく読んでくださっているだけで、私は十分、嬉しいです。

自分に都合の悪い時だけは、人の言葉がわからないフリをしますよ、猫ってやつは。

  • URL
  • 2013/05/27 23:12

リアノン

ミシェルくん、こんばんはー。

賢いとやっかみ妬みのイヤミを言われ、バカだと陰で嘲笑され、
金持ちだと裏で陰口をたたかれ、貧乏だとバカにされる。

ヒトってやつは、悪口しか言えないんでしょうか?

僕は、自分のこれまでの歴史や今の自分を、自慢も卑下もしません。
自分が歩いてきた道ですから。
それは、自分そのものです。
悪いけど、他の人には何の関係もないことですよねー。

猫さんは、そういうことを遥かに超越した、気高い存在だと思うんです。
すごいなー、いいなー、と素直に感動してしまいます。

  • URL
  • 2013/05/27 23:22

ゆきこ

リアノンさん こんばんは。

ほんとにそうですよね。
我が家にきたねこちゃん動きのひとつひとつを見ていると、そうね、もっとシンプルにしなやかに生きればいいんだ、といたく感動することが多くって、自分がいかに肩に余計な力がはいって人生楽しめてないのかを気づかされることが多いです。
風のにおいとか、遠くのさざめきとか、一生懸命五感を研ぎすませて今を感じてる彼女の姿を、私も写真に撮ってみたりするのですが、なかなかリアノンさんのようにはゆきません。。。
レオ君の繊細な表情を捉えた素晴らしいショットの数々を見てると、なんだかすべて達観して伸びやかに生きてる感じがして楽しくなります。
  • URL
  • 2013/05/30 01:15

リアノン

ゆきこさん、こんにちは。

私もこうやってブログを書くようになって、初めてこまめに写真を撮るようになりました。
それまでは、動いている姿そのものにただただ見とれるばかりで、あまり写真をとろうと
いう気にはなりませんでした。

もともとズボラな性格ですし、写真自体にも興味がありませんでした。
だから、幼いころのかわいい姿を綺麗に撮った写真が少なく、失敗したなあ、と
思っています。

でも、そのころかわいい姿は心の中にはしっかりと残っていて、折に触れて思い出します。

だから、写真という形にこだわらなくても、いや、写真が少ないからこそ、
思い出はキラキラと鮮やかに蘇ってくるような気がします。

カメラを向けると嫌がるので、レオの本当の姿をきちんと伝えきれていないのが
つくづく残念です。

  • URL
  • 2013/05/30 16:46

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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