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家族であること

カイルくんが来日する、というので、ライブの予約をした。
そういえば、しばらく聴いてなかったなと思い、CDを引っ張り出してみる。
カイルくんはパリ在住のベース奏者で、今どきのかっこいいジャズを演奏する若者である。


IMG_1731_convert_20130519124915.jpg 

彼の熱心なファンということでもないのだが、一度、生の姿を観ておきたいと予てから思っていた。
なぜかというと、カイルくんはある人の息子さんだからである。 誰だか、おわかりだろうか?
目元が若い頃のお父上にそっくりなのだが・・・・

カイルくんのフルネームは、カイル・イーストウッド。
つまり、お父上はなんとあの、クリント・イーストウッドなのである。
カイルくん、などと気安く呼んでは本当はいけないような気がしてくる。

父親が偉大だとその子供はろくな育ち方をしないものだし、イーストウッドの名前はさぞかし重荷だろう
と思うのだが、カイルくんは今のところ立派にやっている。 大したものだ、と思う。

親子関係というのは人間関係の中でもある意味一番厄介なもので、人はこの関係によって
人生を大きく左右されることがある。  人を守ってくれることもあるが、壊してしまうこともある。

だから、猫が羨ましい。 

物心がつく頃には親から追い出されて、自立することを余儀なくされる。 その後は、親子であっても、
自分の縄張りを脅かすよそ者でしかなくなる。  それが、羨ましい。 


IMG_1693_convert_20130519125019.jpg【 羨まれるようなことか? 】 


自身が望んでもいないのに、この仔の血統は管理・把握されている。 でも、親兄弟に会える訳でもなく、
会っても親兄弟とわかる訳でもなく、この仔には何の意味もない。 いまどき「血統書付」を有難がる人は
いないだろうけど、実際はそれで詳しい遺伝的情報がわかる訳でもなく、病歴などもわからないため、
飼い主にとっても何の役にも立たない。 

 IMG_1707_convert_20130519125603.jpg
【 僕は、僕だし。 】


この仔にとって意味があるのは、自分が今どこで誰と暮らしているか、ということだ。
それだけが、この仔が幸福か不幸かを決定づける。

猫はカイルくんのように自分の生き方を選ぶことはできない。
幸せに生きられるかどうかは、その仔が持って生まれた運のようなものがあるのかもしれない。
人生とは基本的に不公平なものだから、それならそれで仕方ない。

でも、もし、いい人に巡り合うことができたら。
たくさん可愛がられて、幸せに暮らしていくことができる。

カイルくんには、異母兄弟がたくさんいる。 クリント・イーストウッドが複数回結婚しているし、
愛人との間にも子供がいたりするからだ。 こんな状態で、果たして父親から十分な愛情を
与えられたのだろうか、と要らぬ心配をしてしまうが、このCDの1曲目ではお父上が口笛で
演奏に参加している。 


IMG_1709_convert_20130519125729.jpg  
 【 じゃあ、仲いいんじゃん。 】


血統書に載っている両親や兄弟、祖父母は、レオの家族ではない。
レオの本当の家族は、俺だと思う。 






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Comment

kei

いつも、リアノンさんのブログに
引きつけられるのは、単に猫くんのブログというわけではなく、
文脈に垣間見えるリアノンさんの
ホッとするような優しさに触れることができるからなのだと思います。
感謝です。
  • URL
  • 2013/05/19 22:17

lenny-tohno

リアノンさんへ。
猫好きの方のブログをいくつも拝読していますが、猫の写真を公開されても、飼い主の写真は滅多に拝見することが有りません。

ブログをいくつか読みながら、思うのは、ブログで拝見する、猫たちの表情が、飼い主の表情を映している鏡なのだと考える様になりました。

こちらのブログを拝読すると、レオは、聡明で思慮深い、賢い猫だと思っていました。
飼い主の、リアノンさんを反映していますでしょうか?。
lenny-tohno

valek

リアノンさんへ


レオくんもきっと同じ気持ちだと思います。
リアノンさんを慕い、愛し、リアノンさんだけが
ずっと一緒に生きていく家族なんだと
レオくんの顔に書いてありますもん(o^^o)

  • URL
  • 2013/05/20 03:01

カスイ

リアノンさん、レオくん、こんばんは。

わたしも同じようなことを考えます。
うちのこも血はつながってないけれど、お互いを慈しみあいぺろぺろする姿は家族そのものだし、いつも一緒にいるわたしもそのなかのひとりなのだと。

同時に、わたしにぐるぐると喉を鳴らしてくれるこの子たちを裏切ることは絶対できないなあって思います。

しかしレオくんのパン(おてて)、いいですねぇ。大きめでフニフニしたくなります。肉球は黒かな??
  • URL
  • 2013/05/20 23:25

かえ

こんばんは。
猫にとっては愛情を注いでくれる飼い主さんの側で
暮らすのがなにより幸せなのでしょうね。
レオくんの表情を見ていると良くわかります。
大きな黒い瞳がとてもチャーミングですね^^

リアノン

keiさん、こんばんは。

優しい、ですか?? 自分ではあまりよくわかりません。

でも、猫のことを考えていると、自然と優しい気持ちにはなるように思います。
もしかしたら、そのせいかなあ。

  • URL
  • 2013/05/21 22:43

リアノン

lenny-tohnoさん、こんばんは。

そういや、そうですね。 飼い主の写真はあまり見ないです。
まあ、プライバシーの問題があるので、顔は出さないほうがいいのかもしれません。
うちの場合、自分で自分を撮ることはできません。

< 飼い主の、リアノンさんを反映していますでしょうか?。

いや、それはないでしょう。

レオにそういう印象を持って頂けるのはなんともありがたいことですけど、
もしそう見えるなら、それはレオ本人の特性であって、私には何の関係もないと思いますよ。

猫には、どこかそういうところがあると思います。
人間よりも高貴なところが。



  • URL
  • 2013/05/21 22:50

リアノン

valekさん、こんばんは。

ホントですか? そう書いてありますか!

縄張りを持ち侵入者を威嚇する猫が人と同居できるのは、家族だという思いがあるから
なのは、どうやら間違いないような気がしますよね。

  • URL
  • 2013/05/21 22:56

カバ丸1号

親と上司は選べない・・
聞いたことがあるような・・無いような・・

カイルくん・・目元、お父さんにそっくりだわ。
間違いなく遺伝子・・受け継がれてますね。

我が家のちいちゃん・・
お母さんは近所の黒猫さん・・りりちゃん・・
お父さんは・・多分いや絶対ノラ猫さん~
でも・・生みの親より育ての親~
平成4年7月5日から私の娘になりましたから~
レオちゃんだって、リアノンさんの息子さんだわ~
今回、いつもよりレオちゃんの胸元のボリュームが・・
アップしているような??気のせいじゃろか~
  • URL
  • 2013/05/21 22:57

リアノン

カスイさん、こんばんは。

よくわかりますね。 そうです、肉球は茶褐色です。

猫の手は、かわいいですよね。 私は肉球よりも、手の甲のほうが好きです。

猫は、あらゆるパーツが可愛くできてます。

  • URL
  • 2013/05/21 22:58

リアノン

かえさん、こんばんは。

夜の猫の目ほど、美しいものはありません。

本当に深く澄んだ色をしているんですよ。

そばで見ると、思わず見とれてしまいます。

  • URL
  • 2013/05/21 23:15

リアノン

カバ丸1号さん、こんばんは。

カイルくん、似てますよね。 
アップに耐えうる男前で、才能もあって、羨ましい限りです。

ちいちゃん、おかあさんは黒猫さんですか・・・・
ちいちゃんのシャムっぽいところに、黒色の遺伝子が引き継がれてるんですね~

畳の上だと寝心地がいいらしくて、べたーっとしてます。
体重は変わっていないので、贅肉ではなさそうです・・・・

  • URL
  • 2013/05/21 23:23

ちま

リアノンさんの考え方がとても好きです。

「レオの本当の家族は、俺だと思う。」
私がレオ君なら、メロメロになる台詞です!!

「僕は、僕」・・
レオ君のちょっぴり”ツンデレ”っぽい
台詞もきゅんとしちゃいますね~

二人(ひとりと一匹)の関係が
すごくいい感じに伝わってきます。

  • URL
  • 2013/05/22 12:44

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2013/05/22 15:52

リアノン

ちまさん、こんばんは。

猫というのは、人がやさしく歩み寄らなければ一人で生きていかなければ
いけない、孤独な運命を背負わされた生き物だと思います。

街の影で生きる野良猫たちを見ていると、それがよくわかりますよね。

それが、かわいそうでなりません。
猫は、人を好きになれる生き物だからです。

縁があって一緒に暮らすことになったのですから、大事にしたいと思っています。

  • URL
  • 2013/05/23 22:17

リアノン

Azuさん、こんばんは。

なるほど。 難しいですね。
でも、信じられる関係もそばにあるのですから、くじけずに行きましょう。

猫と人は、純粋に仲良くなれる関係を築けますよ。
早くそういう猫と出会えたらいいですね。

  • URL
  • 2013/05/23 22:21

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2013/06/03 06:37

リアノン

solo_pinさん、こんにちは。

猫は、人を自分の家族として受け入れてくれます。
嬉しいことです。

その気持ちを裏切れません、絶対に。 そう思っています。

  • URL
  • 2013/06/03 18:01

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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