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寡黙さとかわいさが同居する時

2012年度、結局、一番良かった映画は何だったかなと思い返してみると、やはり、
「裏切りのサーカス」ということになる。

「アルゴ」を観てから今年度No.1を決めようと思ってとても愉しみにしていたのだが、
これがまったくの期待外れだった。 70~80年代の、良きアメリカ映画の独特の
雰囲気を徹底的にこだわって再現したところは素晴らしいが、如何せん、内容の
掘り下げ方が浅くて、どのシーンも描写が不十分だった。 主人公の熱意がこちらには
伝わらないし、イランの混乱した世相の様子もどういう訳か生々しさに欠けた。

「裏切りのサーカス」は英国映画らしく渋い映像と演出と脚本で、近年稀に見る出色の
大人の映画だった。 背景の音楽もジャズを基調とした独特の雰囲気で、思わずサントラ盤
も買ってしまったが、これだけ独立して聴いても十分鑑賞に堪えられるものだった。


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                      【 裏切り者のもぐらは誰だ? 】


ゲイリー・オールドマンの徹底した寡黙ぶりも見事で、こんなにセリフを喋らない主人公も
珍しいが、英国諜報部の中にいる裏切り者を探す退職幹部の静かな熱意が伝わってくる。
若い頃のトリッキーな役どころもすっかり影をひそめて、最近は渋い役ばかりだが、
これがなかなかいい。 こういう歳の取り方なら、老いていくのもそんなに悪くない。


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                      【 ボクは若いままがいい。 】


レオはまだ若いが、なかなか寡黙だ。
喋らないということではなく、1人で静かに佇んでいる姿が似合っているということだ。
人も猫も、1人でいる時間が長いと自然とそうなっていくのかもしれない。


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                          【 寡黙? 】


猫は1歳頃までは全身に生命力が溢れて、跳びまわって走りまわっているが、
そういう時期を過ぎるとだんだん落ち着いてくる。
3歳を過ぎると、大人になったなあと思う瞬間が増えてくる。

でも、内面は大人になっても、かわいい姿は何も変わらない。
レオはかわいいなあ、と言うと、その意味がわかるようで、ちょっと澄ました顔をする。

かわいいというのは、きっと種が生き永らえるために自然がそう進化させたんだろう
と思うけど、なにもここまでかわいくすることはなかったんじゃないだろうか。

見ているだけで時間があっという間に過ぎていき、休日が短く感じられてしかたがない。


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                  【 かわいく作ってくれて、神様ありがとう 】




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Azu

初めまして。いつもブログ楽しみにしております。
私も猫って何でこんなに可愛いのだろう?と不思議に思います。猫バカです(笑)
耳・顔・手・肉球・しっぽ・シルエット・鳴き声・動き・性格、…もう挙げたらキリがないくらい全て好きです!

私は幼い頃、自宅に猫が住み付いた事から、猫との暮らしが始まり、猫が大好きになりましたが、リアノンさんが猫を好きになったきっかけって何でしたでしょうか?
ずっと疑問に思ってました(笑)
猫を飼いたいと思ったきっかけ、良かったらそんな話もブログに取り上げて頂けたら嬉しいなと思います。
(もし書かれていたらごめんなさい!確か無かった気がしますが…。)
  • URL
  • 2013/03/31 22:56

hiromin

リアノンさん

こんにちは。
いつも、誰にでも、やさしいコメントありがとうございます。

”かわいさ”を持って生まれることが大切にされる要件かもしれませんが、”かわいさ”を理解する気持ちを人が持っているところが重要ではないかと思っております。
特に、小さなもの、たよりないものを愛したり大切にする気持ちは、赤ちゃんを育てたり、病人の世話をする時になくてはならない働きだと思うんですよね・・・。

でも、人ではそう考えられますが、動物の子どもや弱いものを守る習性をどう理解すればいいんでしょう。やはり同じ感性を持っていると解釈して良いんでしょうか?

結局、リアノンさんと同じ答えに行き当たるのですが・・・。
  • URL
  • 2013/04/01 21:53

リアノン

Azuさん、はじめまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。

猫を好きになったきっかけ、飼いたいと思ったきっかけ、ですか・・・・

うーん、具体的に何かがあったわけではないんですよね。
でも、心の中で、ずーっと長い間、その想いは育っていったのだと思います。

了解です、うまく書けそうな気分がやってくれば、1度そのあたりを
書いてみようか、と思います。

私のそんな話、誰も興味なんかないだろう、と何となく思っていたのですが、
リクエストを頂ければ、お応えしちゃうこともあるんです、このブログは。

但し、かなりの気分屋なので、乗らなければ先送りしちゃうのもこのブログの特徴です。
気長にお付き合いくださいね。

今後とも、よろしくお願い致します。

  • URL
  • 2013/04/01 22:57

リアノン

hirominさん、こんばんは。

そうですね。 かわいい、と感じる人間の感情が、猫を今日まで生かしてきたのだと
思います。 それは、間違いなくそうだと思います。

以前、TVで群れからはぐれて一人ぼっちになった赤ちゃんサルを、野生のヒョウが
殺さずにやさしく接している映像を観たことがあります。
哺乳類は、他人の子供や他種の子供を愛おしく思う感情のスイッチが
備わっているんだなあ、とその時思いました。

でも、それにしても、猫の可愛さは特別なような気がします。
それに、その姿の美しさは、審美的に他の生き物(例えば、犬とか)よりも優れている、
と思うのです。 まあ、犬派の方々からは叱られそうですが。

大きな本屋に行って、写真集のコーナーに行ってみると、犬の写真集よりも猫の写真集の
ほうが、意外にも数が多く置いてあるんです。

犬好きの人って、自分の犬だけが特別かわいくて、他の犬はまあほどほど、なんだそうです。
でも、猫好きの人って、自分の猫も、余所の猫も、同じようにめちゃめちゃ
かわいいんだそうです。
だから、犬の写真集って、猫の写真集ほど売れないそうなんです。

なんか、不思議ですね。

  • URL
  • 2013/04/01 23:35

らどたん

リアノンさん、こんばんは。
猫を見るだけで休日があっという間に過ぎるというのは良く分かります。
同じ様な体験をここのところずっとしていますので。

しかし、レオ君は本当に賢そうで落ち着きのある猫ですよね。
うちのバカ猫もあと数か月もすれば大人しくなってくれることを期待します。
  • URL
  • 2013/04/02 00:27

リアノン

らどたんさん、こんばんは。

アッシュくん、まだ若いですから、元気で元気でたまらないだけなんです。
そういう時期はあっという間に過ぎて、やんちゃだった頃が懐かしくなりますよ。

でも、若いやんちゃな時期も、大人のメリハリある時期も、どちらも
かわいいんだから、猫っていうのは得な生き物ですね。

  • URL
  • 2013/04/02 22:38

Azu

リアノンさん、こんばんは。
コメントのお返事ありがとうございます。

私はいつも面白い猫ブログを見つけると、必ずその飼い主さんと猫ちゃんがどう出逢ったのかが知りたくて、過去の記事を読み漁ります。
リアノンさんのブログは、レオ君との出会いが詳しく書かれていたので、とてもスッキリした気持ちで読むことが出来ました(笑)
(たまにその辺が書かれていないブログもあるので・・・。)

ですが、『猫と暮らすのが、小さい頃からの夢だった。』と書かれていたのを見て、何故、猫を飼ったことのない方(←勝手な想像です)が、猫と暮らしたいと思ったのかが不思議でした。
私は、"猫の本当の良さは、猫と暮らさないと解らない"と思っていて(猫って誤解されやすい生き物ですし…)、"男性が動物を飼う=犬"という勝手な方程式があるため、疑問に思ってしまったのです。

誰も考えないかもしれない私の素朴な疑問で、勝手にリクエストしてしまって、すみませんっ!!
全然、気分の向いた時で結構ですので、(最悪スルーして頂いても結構ですので(笑)もしお時間があれば、お願いしたいと思います。

(コメント欄に長々とすみませんでした…!!)
  • URL
  • 2013/04/03 00:08

kei

リアノンさん
こんばんは。
僕もアルゴ見ました。
いまいち…です。何か最近、いやここ10年ぐらいでしょうかハリウッド映画にあまり勢いを感じられないようにずっと思っていました。
70年代、80年代はアクションから、ヒューマン系、サスペンス。
もっと面白かったなと思います。
ベタですが、愛と青春の旅立ちの頃のリチャード・ギアの若くとんがった感じの演技が好きでしたね。

では、失礼致します。
  • URL
  • 2013/04/04 00:28

リアノン

Azuさん、こんばんは。

了解です、まあ、気長にお待ち頂ければ幸いです。

男=犬、って、一般的な方程式なんでしょうか・・・

でも、その犬のイメージって、シェパードとかレトリーバーとかですよね、きっと。
トイ・プードルとかチワワじゃ、ちょっと違和感ありますもんね・・・・

  • URL
  • 2013/04/04 23:08

リアノン

keiさん、こんばんは。

アルゴ、いまいち、でしたか、やっぱり。

まあ、ベン・アフレックはがんばったと思います。 
映画化するには、興業的に当たりにくい題材なので、かなり苦労したでしょう。
彼はまだまだ若いので、これからに期待しましょう。

  • URL
  • 2013/04/04 23:21

kei

リアノンさん
こんばんは。
ベン・アフレックは僕も好きな俳優です。
映画「グッド・ウィル・ハンティング」 でのマット・デイモンとの共演で、さりげなくマットを支える友人の立ち位置が何とも好きでしたね。
結構、彼のマットを支える言葉には
グッと来ました。もうひと昔前の映画になってしまいましたが。

さて、
僕もそろそろ関西のボラさんでの里親登録を完了しました。これで雑種のネコですが、オス希望でかわいいネコくんがいれば、優先的にmailで
連絡がくるので、タイミングを待ちます。まあ、これもまた縁ですね。

では、失礼致します。
  • URL
  • 2013/04/05 22:59

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2013/04/06 00:15

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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