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自分の片割れ

新人配属の時期である。
うちの部にも、1人配属された。 上智大学卒の女性だ。

彼女は、就職活動で50社に落とされたんだそうだ。 彼女を落とした会社の名前を聞いてみると、
全部が全部有名一流企業という訳ではなかった。 なんでそんな所を?と思うような会社の
面接まで受けていた。 就職難とはいえ、ここまでひどいのか、と驚かざるを得なかった。
うちの会社には、ゼミの教授の紹介状を使って、何とか潜り込んだのだそうだ。

うちの会社も数年前から大学院卒をたくさん採るようになってたようで、あちこちで院卒の若手を
見かけるようになった。 景気の長い低迷で新卒採用数を減らさざるを得ないので、その代わり、
一人一人の質を厳しく篩にかけるようになったということなんだろうけど、先日経理課長と
飲んでいた時、慶應の大学院で会計学を勉強してきたという男が数年前に入ってきたが、
これがまったく使えなくて、と愚痴をこぼしていた。


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 【 猫は学校に行かなくていいのだ、エヘン 】


まあ、外に出ればこんな面白くもない話ばかり聞かされる訳だが、でも、別に構わない。
うちには、就職氷河も学歴も仕事も一切関係ない、お気楽な同居人がいるからだ。

そのお気楽ぶりを見るにつけ、あー、猫と暮らすってサイコーにいいなー、と思ってしまう 。


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【 なんか、シツレー 】


猫との距離が近ければ近いほど、彼は自分の分身のような気がしてくる。
そうすると、もう一人別の自分は家でのんびり過ごしていて、外で働いている自分のストレスを
チャラにしてくれるような気になることがある。


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                            【 ずいぶんご都合がいいですな 】



お気楽なだけではなく、妙にこちらの琴線に触れるような甘え方をしたりする。
暑くなったとはいえ、まだまだ窓を開けると涼しい風が家の中を吹き抜ける。
キッチンのガラス戸を開けて網戸にしておくと、普段は見えない風景が見えるのでレオは喜ぶ。

でも、自分一人だけで網戸の前で外を見るのはちょっと怖くて、俺が煙草を吸いにキッチンの
換気扇の下に行くと、レオは小走りにやってきて、俺の足もとに座って網戸から外を眺めて、
風の匂いを嗅ぐ。 ところが、俺が吸い終ってキッチンから出ていくと、後をついてレオも出てくる




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                                 【 飽きただけ~ 】



外であくせく働いていても、レオが家でのんびりしていることを想像すると、不思議と疲れない。
あくまで同居人、というスタンスで付き合ってきたつもりでいたが、知らないうちに自分の
片割れのような存在になってしまっているんだなあ、と折に触れて思わされる。




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家族であること

カイルくんが来日する、というので、ライブの予約をした。
そういえば、しばらく聴いてなかったなと思い、CDを引っ張り出してみる。
カイルくんはパリ在住のベース奏者で、今どきのかっこいいジャズを演奏する若者である。


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彼の熱心なファンということでもないのだが、一度、生の姿を観ておきたいと予てから思っていた。
なぜかというと、カイルくんはある人の息子さんだからである。 誰だか、おわかりだろうか?
目元が若い頃のお父上にそっくりなのだが・・・・

カイルくんのフルネームは、カイル・イーストウッド。
つまり、お父上はなんとあの、クリント・イーストウッドなのである。
カイルくん、などと気安く呼んでは本当はいけないような気がしてくる。

父親が偉大だとその子供はろくな育ち方をしないものだし、イーストウッドの名前はさぞかし重荷だろう
と思うのだが、カイルくんは今のところ立派にやっている。 大したものだ、と思う。

親子関係というのは人間関係の中でもある意味一番厄介なもので、人はこの関係によって
人生を大きく左右されることがある。  人を守ってくれることもあるが、壊してしまうこともある。

だから、猫が羨ましい。 

物心がつく頃には親から追い出されて、自立することを余儀なくされる。 その後は、親子であっても、
自分の縄張りを脅かすよそ者でしかなくなる。  それが、羨ましい。 


IMG_1693_convert_20130519125019.jpg【 羨まれるようなことか? 】 


自身が望んでもいないのに、この仔の血統は管理・把握されている。 でも、親兄弟に会える訳でもなく、
会っても親兄弟とわかる訳でもなく、この仔には何の意味もない。 いまどき「血統書付」を有難がる人は
いないだろうけど、実際はそれで詳しい遺伝的情報がわかる訳でもなく、病歴などもわからないため、
飼い主にとっても何の役にも立たない。 

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【 僕は、僕だし。 】


この仔にとって意味があるのは、自分が今どこで誰と暮らしているか、ということだ。
それだけが、この仔が幸福か不幸かを決定づける。

猫はカイルくんのように自分の生き方を選ぶことはできない。
幸せに生きられるかどうかは、その仔が持って生まれた運のようなものがあるのかもしれない。
人生とは基本的に不公平なものだから、それならそれで仕方ない。

でも、もし、いい人に巡り合うことができたら。
たくさん可愛がられて、幸せに暮らしていくことができる。

カイルくんには、異母兄弟がたくさんいる。 クリント・イーストウッドが複数回結婚しているし、
愛人との間にも子供がいたりするからだ。 こんな状態で、果たして父親から十分な愛情を
与えられたのだろうか、と要らぬ心配をしてしまうが、このCDの1曲目ではお父上が口笛で
演奏に参加している。 


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 【 じゃあ、仲いいんじゃん。 】


血統書に載っている両親や兄弟、祖父母は、レオの家族ではない。
レオの本当の家族は、俺だと思う。 






猫の本当の姿

気温が上がり、窓を開けると気持ちのいい風が家の中を吹き抜けるようになった。
万が一、網戸が破れても大丈夫なように、レオの身体が通り抜けられない程度にしか
開けないのだが、それでも風は十分通っていき、レオも気持ちいいようだ。


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【 風はいい匂いがする 】

環境省が災害時に避難所や仮設住宅に人とペットが一緒に住めるよう各自治体に対応を
要請したそうだ。 いちいち中央から指示されなければなにもできないのは情けない話だが、
それでも事態が改善されるのなら何でもいい。 

震災から2年以上経ってしまい、多くの動物が犠牲になった。 時間はもう戻らないが、
これから生まれてくる仔たちを救うことはできるかもしれない。 それで許してもらえるとは
思わないが、我々はできることから順番にやっていくのだと改めて肝に銘じたい。 


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【 戸棚の中を探検中 】


寒いと暖房の効いたところでつい眠って過ごしてしまうが、気候がよくなると、レオも活発だ。
戸棚を開けると、いつの間にか足もとに座っていて、じっと中を伺う。
よし、ジャンプ、というと、飛び上がって中に潜っていく。 整理が悪くて中はごちゃごちゃだが、
そんなのはお構いなしだ。

遊んでいるときの顔は、生き生きしたいい顔をしている。
その顔を写真に撮りたいと思うのだが、これが難しい。 ジャンプしたり動いている姿ではなく、
そうしている時の顔の表情を撮りたいのだが、遊ばせながらカメラを構えるのが難しいし、
カメラを向けると逃げて行く。

最近のレオの楽しみは、イス取りゲームだ。
ソファーの俺がいつも座る場所に、俺よりも先に行って座るのがいいらしい。
ゆっくり映画を観ようと思ってソファーを見ると、レオが寝そべっている。
ブログを書こうと思ってソファーの前へ行くと、レオが座っている。

そういう時のレオは、得意げでワクワクした顔をしている。


IMG_1656_convert_20130512113354.jpg  【 さあ、どうするの? 】 


そこは俺の席だよ、座りたいんだけどなあ、と言ってみるけど、大きな黒い瞳で見返されるだけだ。

この表情、どうだろう。 猫は、こんな顔をするのだ。
こんな顔をして、俺のことを見る。

猫と暮らす人は、毎日こういう顔を見ているだろう。
猫と暮らさない人には、猫というのはこういう生き物なのだということを知って貰いたい。
そうすれば、きっと猫たちはもっと幸せに暮らしていけるようになるだろうから。


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IMG_1690_convert_20130512165431.jpg  【 近寄ってきた~ 】






新しいノートPC

普段ブログを書くのに使っているリビングのノートPCが連休前にダメになり、 慌ててDELLから
新しいノートPCを取り寄せることになった。
本当は最新のウルトラノートがよかったのだが、レオが必ず本体の上に乗ってくるので、
ウルトラノートだとすぐ壊れてしまうだろうと思い、止む無く普通のノートにした。
評判のあまりよくないWindows8は、評判通り、一般ユーザには使いにくい。

それでも今のノートPCは普通のタイプでも十分薄くて軽いし、値段も最新スペックが3年前の半値以下
(iPhoneよりも安い)で、26日(金)の朝に注文して3日(金)の正午には届くのだ。 
古いノートはまだ動くことは何とか動くので、然るべきところへ売れば 少しは値段がつく。 
だから、実質的には大した出費にはならなかった。


IMG_1126_convert_20130505155712.jpg  【 関西名物 おにぎりせんべい~ 】


PCのように進化の激しい工業製品は余計な周辺機器を買い足したりせず、本体だけを 徹底的に使い倒して、
劣化の兆候が出てきたら見切りをつけてさっさと買い替える ほうがいい。 うまくやれば、少しの出費で済む。

それに、猫と暮らしている場合は、モノにこだわって高級モデルを買う必要もない。
結局、彼らはそれをおもちゃにするし、静電気が猫の毛を吸い寄せるしで、ハイエンドを選ぶのがバカバカしく
なるのだ。 高級品を買って猫が触らないようにとピリピリしながら暮らすより、猫と一緒に遊びながら
気楽に使うほうが毎日は楽しい。


IMG_1472_convert_20130505160004.jpg【 楽しい! 】 


書斎にメインのデスクトップがあるが、これではブログは書かない。

俺が書斎の机に向かって作業をしていると、レオは邪魔しちゃいけないと思うらしく、遠慮して書斎に
入って来ない。 気になるので廊下をウロウロしたり、入り口の所でこちらを見ながらじっと座っていたりする。 
せっかく家にいる時にそんな思いをさせるのがかわいそうで、だから、ブログはリビングでノートを使って書く。

そうすれば、レオは俺の側で安心して眠っている。 時々、目が覚めると、PCの上に飛び上がってきて、
撫でて欲しいと甘えてくる。


IMG_1504_convert_20130414105003.jpg【 目が覚めたら、必ず撫でること。 これ、決まり~ 】 


そういう時はたいてい画面が飛んでしまい、記事をまた遡って書き直さなければいけなくなるけれど、
気にせずにレオをたくさん撫でてやる。  文章なんて、いくらでも書き直せばいいさ。 

G.Wは古い友人と飲みに行ったり、神田や新宿へ行ってジャズやクラシックの古いレコードを探したり、
とのんびり過ごした。 10年間ずっと探していて見つからず、縁がないのかと諦めていたウルブリヒQtの
珍しくて高いレコードや、スタン・ゲッツがストックホルムに渡って録音した素晴らしい演奏のレコードを
見つけて買ってきて、レオと一緒に聴いた。


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旅行は若いころに散々あちこちに行ったので、今は特にどこかに行きたいとはあまり思わない。
だから、都内でのんびりと無為に過ごした。

2人で一緒にのんびり過ごせる時間が、今の自分には何よりも大切だから。


IMG_1149_convert_20130505155413.jpg【 いつもそばにいるよ 】 





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プロフィール

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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