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テレビは面白い

レオの顔を見ていると、人間の顔のように見えることがある。

猫の顔の表情は本当に豊かだ。 驚いてしまう。
表情がくるくると変わるのは、それだけ感情が豊かだということなんだろう。

動物に豊かな感情がある、というと世間一般では冷笑されかれないが、
脳科学に関する本を読むと、これがあたりまえのことだということがわかる。
科学というのは、何と言うか、素晴らしい。

時々食い入る様にテレビ画面を観ていることがあるけど、
きっと面白いと思って観ているんだろうな。


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多頭飼いできない理由

多頭飼いはしない、と決めている。
道端でどんなにかわいそうな仔を見つけたとしても。
尤も、この街に住んで10年ちかくになるが、道端で仔猫を見かけたことは
なぜか1度もないんだけど。
もし実際に見かけたら、決心は揺らぐだろうか。 正直、わからない。

レオと暮らすようになって、猫が人といかに深く交流を持ちたがるかを
知るにつれて、多頭飼いはできないな、と思うようになった。

1人暮らしの場合、日中の寂しさを紛らわすためにもう1頭連れてくれば
その仔も精神的に落ち着くという話をよく聞く。
それに、飼う上では1頭も2頭も変わらない、という人もいる。

それはまあそうかもしれないけど、この仔が俺を見上げる顔を見るとき、
その純粋な顔を見るとき、この仔の望んでいることは明白なように思える。




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大地震が東日本を襲ったあの日、俺は会社で仕事をしていた。
31階建ての高層ビルの床はまるでトランポリンのようにうねった。
電車は止まり、信号は消え、街は徒歩で帰宅する人で溢れかえった。
交差点には警察官が立ち、道路は大渋滞、街灯も家の灯りも停電で消えて、
街は真っ暗だった。

帰る手段がなくて会社に泊まるという人も大勢いたが、俺はバスを乗り継いで
行けば帰れるだろうと思い、ネットで街の路線バスの経路を慌てて印刷して、
夕刻に会社を後にした。 普段なら電車を2路線乗り継いで、ドア to ドアで
1時間弱の通勤距離だが、バスに乗ったはいいがどう乗り継いでいけば
いいのかがわからず、途中で降りたり、また乗ったりと右往左往し、
結局途中から歩くことに切り替えて、家についたのは23時を過ぎていた。

あの日、夜はひどく寒くて、風も本当に冷たかった。
買い換えたばかりのスマホで慣れないナビを使いながら、暗い街の街道沿いを
ただひたすら歩いた。 革靴の中で足は悲鳴を上げた。 
途中、何軒もコンビニがあったが(こんなにもコンビニがたくさんあるとは
知らなかった)、どの店もまるで暴動にあった後のように商品は空っぽだった。
まるで、物語の中の架空の街のようだった。

そこまでして帰ろうと思ったのは、レオのことが心配だったからだ。
きっと、真っ暗な家の中でひとりで震えているに違いない。
食器やグラスが棚から落ちて割れ、レオは怪我をしているかもしれない。
本棚が倒れて、その下敷きになっているかもしれない。
最悪のことも覚悟していた。

でも、家の中は拍子抜けするくらい綺麗だった。
片づけるのが面倒で山積みにしていたCDやDVDが崩れていた位だった。
最近の家は頑丈なんだな、と半ば呆れた。

「レオ!」と何度呼んでも出てこなかった。 あちこち探してみると、
食卓と椅子の間の狭いところにじっと隠れていた。
「レオ?」と声をかけると、恐々出てきた。 怪我もしていないようだった。
本当によかった。

その後、しばらくして世の中の買いだめ騒動も納まり、物流も復活した頃、
相変わらず余震が止まらないので、万が一に備えてレオの避難グッズを
少し買った。 簡易型の折り畳みケージ、折り畳めるトイレ、
ハーネスとリード。 そういうものを揃えながら、つくづく思った。

やはり、多頭飼いは無理だ。 被災した際、複数の猫を連れて逃げることは
どう考えても不可能だからだ。 キャリーバックを複数個持っては走れない。

今回、福島や宮城の避難所で一緒に暮らしていた動物達の扱いが大きく
問題になったけど、複数の猫を連れていてはどうにもならない。

有事の際、一緒に暮らしている犬や猫を失ったとしたら、その精神的痛手は
想像ができない。 家族や親族を失うのと同じだろう。

でも、1頭なら、きっと守ってやれる。 
例え街が瓦礫と化しても、一緒に生きていけるだろう。

そう思うのだ。





ご褒美のあげ方

帰りが遅くなった日を除いて、レオとは毎晩30分~1時間くらい遊ぶ。

玄関を開けて入ると、レオは玄関まで飛んできて出迎えてくれる。
そして、俺の歩く足元をスラロームのようにして身体を押しつけながらついてくる。
台所に買ってきた食材と置き、手を洗っているとシンクに飛び乗ってきて
鳴きながら撫でてくれと催促をしてくるので、両手で頭と顔を包み込んで
「うりゃ~」と言いながら撫でまくると、ゴロゴロと大喜びだ。

風呂に入り、それからレオの食事を先に作って食べさせる。
その間、俺はいつもレオの傍に横になり、食べ終わるまでその様子を見ている。
レオは食べながらも、途中で何度も顔を上げて、何かを確認するように俺の顔を見る。
「おいしいか?」と訊くと、安心したようにまた食べ始める。

レオが食べ終わると、自分の夕食を用意して食べる。
その間、レオは寝室へ行って寛ぎながら、俺が食べ終わるのをおとなしく待っている。
俺が食べている間は構ってもらえないのがわかっているからだ。
何も教えてないのに、いつのころからかそうするようになった。

食べ終わって、食器を洗い、煙草を吸っていると、レオはリビングに戻ってくる。
そして、俺の顔をひたすら見つめる。
「遊ぶよね?」 その顔は、そう言っている。

「遊ぶの?」と俺が訊くと、「んんー」と鳴いて答える。

釣り竿型のおもちゃが1番のお気に入りなので、それでレオが飽きるまで遊ぶ。
食事の後だし、こちらも身体を使うので結構疲れるのだが、この子は嬉しそうに遊んでいる。
だから、まあ飽きるまでは、とつい思ってしまうのだ。

レオの遊びたい気持ちが一段落すると、俺は台所へ行ってお茶を飲み、煙草を吸う。
そしてリビングに戻って来ると、時々こうなっている。


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遊んでくれた大好きなおもちゃにはご褒美にお食事を、ということのようだ。
俺にはご褒美はないのかな・・・


初めての動物病院

生後6か月が経った頃、レオの去勢手術をした。

5か月を過ぎた頃から、俺の腕の上でマウンティングの真似事をするようになった。
真冬でセーターを着ていたため、猫の背中に見えたのかもしれない。

いろいろ調べると、手術に適した時期というのは諸説あるようだった。
生後6か月以降で体重が2Kgを超えた頃、というのが最も多い意見のようだったが、
アメリカの獣医師はもっと小さい頃に行うらしい。

レオのそのころの体重は1.8Kgだった。 当時は気が付かなかったのだが、
ペットショップにいる仔は身体を小さく保つために、食事をたくさん与えることを
しないようだった。 だから、当時の写真を見ると、「ウナギイヌか?」と
ツッコみたくなるくらい痩せている。


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近所の動物病院を調べてみると、5~6軒もあることがわかった。
それだけペットを飼っている人が多いということなんだろう。
1番近いところは家から歩いて5分もかからないところにあることがわかったので、
こちらでお世話になることにした。

優しいベテランの女医の先生で、「きれいな仔ねぇ~」と言ってくれた。

その日は念のため1泊することになったので、何か月振りかの1人の夜となった。
家の中はガランとして、自分の家ではないような感じだった。

深夜の間接照明の中に浮かぶキャットタワーは異形の建造物のようで、
それは夜のバルセロナの街角でみた、ガウディの設計したマンションを思い出させた。

ヨーロッパの街灯は日本の白色灯とは違いオレンジ色の光を放つものが多いので、
どの街も夜はセピア色に染まるが、その光の中で見るガウディの意匠は
異界の印象を強烈に放っていた。 

猫のいないリビングルームに屹立するキャットタワーは、その存在理由を失い、
いびつな形へと自ら奇形しているかのように見えた。

翌日は仕事を休み、昼過ぎにレオを迎えに行った。
別に会社の帰りに立ち寄ればよかったし、簡単な手術なのはわかっていたけど、
心配だったのだ。 朝から落ち着かなかった。
空のキャリーバックは心細くなるほど軽くて、病院に向かう足取りも
自然と急ぎ足になった。
でも、そんなこちらの気持ちをよそに、レオは元気だった。 
朝はカリカリを20粒ほど食べたとのことだった。

他の病院のHPではしゃれた感じの建物外観や待合室、立派な設備の誇らしげな
写真がたくさん紹介されていたが、この病院は質素でこじんまりとしていた。
先生はこの仔を大勢の患畜の中の1匹としてではなく、「レオ」として扱ってくれた。
帰り際も名残惜しそうに建物の外まで出て、見送ってくれた。
この先生にうちのホームドクターになってもらおう、と思った。


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プロフィール

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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